加藤純一『Apex』チャリティ大会の出場取り止め　過去の差別発言が影響か

ゲーム実況者・加藤純一さんが、出演を予定していたFPSゲーム『Apex Legends』の大会出場が取り止めになったとして、話題になっている。

加藤純一が出演を予定していたのは「Apex Rising Charity Pro-Am Invitational」という国際チャリティ大会。

取り止めの原因は不明だが、加藤純一さんの過去の差別発言が問題視されたのではないかと見られている。

エイズ支援の募金を目的としたチャリティ大会

「Apex Rising Charity Pro-Am Invitational」は、世界中の40人のトッププロ『Apex Legends』プレイヤーが、80人のアマチュアプレイヤー、有名人、コミュニティメンバーとチームを組み参加する、招待制の大会。

エイズ・結核・マラリア対策基金を支援する非営利団体・（RED）への募金活動を目的としたチャリティ大会として4月21日（金）・22日（土）に開催されている。

加藤純一さんは、本大会にプロゲーマーのFtyanさん、Eurieceさんと出場予定であり、当初は大会公式のTwitterからも告知されていた。

しかし、急遽告知ツイートが削除され、Ftyanさんは別のチームで出場することが発表された（外部リンク）。 なお、電子掲示板「5ちゃんねる」では、加藤純一さんの過去の差別発言について「大会運営に対して報告を行い、応答を受けている」とするスクリーンショットが複数投稿されている。

加藤純一、過去にも差別発言が問題視された事例も

加藤純一さんは過激な物言いが視聴者からの支持を集めてきたゲーム実況者。

過去に人種差別や性差別などの発言を繰り返してきた事実もあり、今回の問題の発端になっているのも、当時の発言と考えられる。

2021年7月にも障がい者への差別発言が問題視され、予定していた「関西コレクション 2021A/W」への出演を取り止めに。

同時期には、コナミデジタルエンタテインメントが同社のゲームタイトルの公式YouTubeより、加藤純一さんの出演していた動画を非公開にする事態に発展している。 これを受けて、加藤純一さんは自身の配信やパーソナリティをつとめる「オーイシ×加藤のピザラジオ」に出演した際、過去の差別発言全般について謝罪。

「たくさんの言っちゃいけないことを言ってきた」と振り返りつつ、一方で「（差別発言を視聴者が）聞きたいコミュニティなら、僕は色々考えなければいけない」と、ファンが求める配信を続けるスタンスを明かしている。

※記事初出時、一部誤字がありました。お詫びして訂正いたします。