KOHHが2年半ぶり新アルバム『UNTITLED』をゲリラ発売　ワンオクTakaも参加

本日2月1日、ラッパー・KOHHさんによる約2年半ぶりの新作アルバム『UNTITLED』が、突如リリースされた。

アルバムには、ONE OK ROCK・Takaさんとフューチャリングした、「I Want a Billion feat. Taka」も収録されている。 新作アルバムが購入できるのは、現在公式オンラインのみ。しかも、CD単体では販売されておらず、数量限定の各種グッズ付CDとして6480円から公式通販サイトで販売されている。（外部リンク）

また、もう1つのサプライズが渋谷109に登場。特設ブースが設置され、『UNTITLED』に収録されている「I Want a Billion feat. Taka」のMVをアトラクション型劇場シート"MX4D®モーションシート"に乗りながらVRヘッドセットで鑑賞できる。こちらは本日から、2月7日（木）まで開催されている。

海外で絶大な人気を誇るKOHH

1990年生まれ、東京都北区王子出身のラッパー・KOHHさん。

壮絶な生い立ちや現況をありのままに歌いあげるラップで、国内のみならず海外から絶大な支持を集めている。海外でもっとも有名な日本人ラッパーのひとりと言っていいだろう。

ちなみに、筆者は4年ほど前までアメリカに住んでいたが、現地の友達に「お前、日本人なのにKOHH知らねえのか!? めちゃくちゃイケてるぞ」と教えてもらったくらいだ。

音楽活動のほか、ファッションモデルとしてランウェイ／ルックへの参加、自身が手がけたアート作品の個展も開催。

韓国のアーティストで88risingのKeith Apeさんの楽曲や、アメリカのR＆Bシンガー・フランク・オーシャンのアルバムに参加したほか、国内では宇多田ヒカルさん最新のアルバム『Fantôme』の収録曲「忘却 featuring KOHH」に参加し話題に。 さらに、マライア・キャリーさんが昨年11月リリースしたアルバム『Caution』（コーション）の国内デジタル版にて、世界的プロデューサーのスクリレックスさんがプロデュースした「Runway」の特別バージョンで客演参加している。

ラッパー／アーティストとして独自の地位を築いているが、販売方式やプロモーションなども、常にほかとは異なるスタイルで行うKOHHさん。

待望の、しかもいきなりのゲリラ・リリースに驚くばかりだが、この後どのように仕掛けて行くのかにも注目だ。