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連載 | #8 古今東西ボードゲーム探検!

「ゲームマーケット2017春」で散財しまくり! 気になったボドゲを紹介していく

TRI Fol:um -Repens-

これまた“リア充っぽい学生生活”をテーマにしたゲームが『グラデュエーション フォトレコーズ』。「TRI Fol:um -Repens-」による本作のテーマは、ずばり卒業アルバムの作成!

各プレイヤーは配られたキャラクターごとに異なる条件を満たしながらポイントを稼いでいき、最終的に自分の理想的な(ポイントの高い)卒業アルバムを制作したプレイヤーの勝利となります。ゲーム内でも利用される美麗なスナップショット風のイラストが目を引く作品です。

なるべく自分の思い通りになるように写真を重ねたり相手の写真を剥がします

試遊会にも参加してみましたが、パッケージやイラストの爽やかさとは打って変わって、ゲーム内ではほかのプレイヤーと写真(風イラスト)を使った激しいバトルが繰り広げられます。端から見ていると、卒業アルバムをめぐるドロドロの潰し合いのような……。青春という刹那のきらめきと、その裏で繰り広げられる愛憎劇を表現した作品!……なのかもしれません(筆者の感想です)。

ホビーベース イエローサブマリン

“アナログゲームを買うのにいつもお世話になってます”なショップ「ホビーベース イエローサブマリン」の試遊ブースでは、老若男女を問わず盛り上がっているゲームが。『Lift It!』は、フックのついたクレーンを操作して、制限時間内に指示された形の通りにブロックを積み上げ、そのポイントで競うゲームです。

『Lift It!』

非常にシンプルなゲーム性のため、小さい子どもも夢中になってブロックを積み上げて遊んでいます。このゲームの最大の特徴は、なんといってもクレーンを操作するのが手だけではなく、文字通り“頭”を使うということ! ただでさえ指示される形にブロックを積み上げるのは難しいのに、頭を使うとなるとその難しさは格段に上昇します。

頭でブロックを釣り上げて組み立てています

編集者と勝負した筆者は、合計ポイントでは負けてしまいましたが、最後、頭を使った高難易度のブロック積み上げに挑戦。揺れるクレーンに苦戦しながらも、最後は落ち着いて積み上げに成功! これには周りで見ていた人々からも拍手が巻き起こります。……快感っ!(セーラー服と機関銃)

ジャイアントホビー

ぶっ続けで遊び疲れたので、ここは精巧なミニチュアを見て癒やされよう…ということで訪れたのは、高円寺にあるオリジナルミニチュアゲームショップ「ジャイアントホビー」のブース。

『ウォーハンマー』のミニチュアが並ぶ様は壮観

ミニチュアを組み上げて塗装し、フィールドの上で戦わせるミニチュアゲーム。「ジャイアントホビー」のブースでは、『ウォーハンマー』シリーズなど、塗装済みのミニチュアが所狭し、戦場の臨場感メガ盛りで並んでいます。 さすがにハードルが高そうだと二の足を踏みがちなミニチュアゲームですが、この展示を見てやりたくならないわけがない……。いざ始める時は「ジャイアントホビー」を訪れようと心に決めました。

よだかのレコード

ミニチュアを見ることで癒され、周りを見る余裕も出てくると、なにやらゲームマーケット会場内を熱心に移動している集団が目に付きます。これはなんぞやと探ってみたところ、「よだかレコード」が主催する「リアル謎解きゲームマーケット×クトゥルフ神話 ティンダロスの迷宮」の参加者たちだったよう。

アナログゲーム好きならみんな大好き! クトゥルフ神話(筆者の偏見です)をテーマとした謎を解いていき、会場内を探索する今回のリアル謎解きゲーム。取材中だったため参加することはかないませんでしたが、生き生きと会場内を回る参加者の姿が目に焼き付きました。

enjoygames

これまた一風変わったサービスとして目についたのが「enjoygames」。「ボードゲームをひろげよう!」をテーマに、ゲームの勝率管理やゲーム会の参加募集を呼びかけるサービスを展開。ユーザーは「enjoygames」に登録すると、自身が参加したゲーム会のログや、遊んだゲーム作品とその勝率を記録することができます。 「enjoygames」代表取締役の田原大生さんにお話を聞いたところ、サービスを始めたきっかけは「ボードゲーマー版の『ドラゴンボール』のスカウター(戦闘力を測る装置)をつくりたかった」とのこと。なんでも”好き”に端を発したサービスで、収益性について話を向けたところ、採算については「特に考えてなかった」と田原さんは苦笑いします。

ゲーム会開催を呼びかける際、プロフィールに所持ゲームを表示できるため、持ち寄りも簡単に

ともあれ、需要があるようなら続けていきたいとのことで、アナログゲーマーはぜひチェックしてみてください!

戦闘破壊学園ダンゲロス

写真左の棒立ちの男性が架神恭介さん

次に訪れたのは、「戦闘破壊学園ダンゲロス」。こちらは『放課後ウィザード倶楽部』のマンガ原作や、『仁義なきキリスト教史』『作ってあげたいコンドームごはん』といった単著でも知られる作家・架神恭介さんによる小説/マンガを、架神さん本人がボードゲーム化した作品です。

地獄のミサワさんによる「両性院男女」

参加イラストレーターには、『戦闘破壊学園ダンゲロス』漫画版を担当した横田卓馬さんや地獄のミサワさん、押切蓮介さん、武富健治さんをはじめ、同人ゲームとは思えない豪華なマンガ家やイラストレーターの名が並んでいます(個人的には、速水螺旋人さんと久正人さんが参加していて、それだけで垂涎もの)。 当日は架神さん本人がイントロを行うなど、積極的に本作をPR。ボードゲーム『戦闘破壊学園ダンゲロス』は、KAI-YOU.netで改めて紹介予定なので、そちらもお楽しみに!

ディア・シュピール

川部有紀ちゃんが持っているのは『チェックポイント チャーリ―の捜査犬』

チェックポイント チャーリ―の捜査犬』を持って微笑んでくれているのは、東中野のゲームスペース「ディア・シュピール」のお手伝いをしているというモデル・声優の川部有紀ちゃん。「ディア・シュピール」は、1000種類以上のゲームを遊べるゲームスペースとしてだけでなく、本作の日本語版を製作するなど、販売元としての活動も開始しています。

また、5月19日からの毎週金曜日には、前述の『戦闘破壊学園ダンゲロス』を原作者・架神さん自らがインスト&プレイできるイベントを実施予定とのことです。

『チェックポイント チャーリ―の捜査犬』は“メモの要らないスピード勝負の簡単推理ゲーム”。捜査犬と容疑猫のカードの可愛らしさに加え、舞台が冷戦下のベルリンというハードな設定にも心くすぐられます。推理ゲーム好きは要チェックです!

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