連載 | #3 ゲームの祭典「闘会議2016」特集

『スプラトゥーン』シオカラーズ感動のライブ公開 二次元アイドルが現実に

Splatoon シオカライブ 2016/画像はすべて任天堂の公式Webサイトより

1月30日のゲーム実況とゲーム大会の祭典「闘会議2016」で行われた「Splatoon シオカライブ 2016」の模様が、任天堂の公式YouTubeチャンネルにて公開された。

これは、Wii U向け対戦シューティングゲーム『Splatoon』(スプラトゥーン)に登場するアイドルユニット・シオカラーズにとって初のリアルイベント。

ゲームの中の彼女たちが現実世界に存在するかのように披露したリアルなパフォーマンスは、多くの感動を生み、圧巻の迫力の生演奏とともに締めくくったことでも記憶に新しい。

イカ界のトップアイドルユニット シオカラーズとは

シオカラーズは、2015年5月に発売されたTPSゲーム『スプラトゥーン』に登場するイカ界のトップアイドルユニット。

きさくな性格のアオリと脱力系のホタルという、いとこ同士だが対照的な性格の2人で構成されている。

ゲーム内の情報番組「ハイカラニュース」では司会を担当し、対戦に関する最新情報やフェスイベントのお知らせなどを発信。漫才コンビのように息のあった掛け合いが多くのユーザーから好評を得ている。

大盛況のシオカライブ

シオカライブ2016の様子

今回の動画では、そんなシオカラーズによる初のリアルイベント「Splatoon シオカライブ 2016」の一部始終が公開されている。

会場に設置された透明スクリーンにシオカラーズの2人が映し出され、「キミ色に染めて」「シオカラ節」といった人気楽曲に生演奏のアレンジを加え、可愛らしくもキレのあるダンスとともに披露。

激しい動きながら、ノイズのない滑らかなモーションはゲームのキャラクターということを忘れさせてくれるくらいのリアルさを醸し出し、当日は大反響を呼んだ。

また、その感動的なパフォーマンスに一役買っていたのは、彼女たちの振り付けもその1つだろう。これまでゲーム上では楽曲を聴くことはできても、振り付けを見ることはほとんどできなかった。

しかし、当日披露された楽曲にぴったりの振り付けは、シオカラーズらしさがあり、感動的な演出を生む要因となった。

シオカラーズの振り付けは、ニコニコ動画で踊り手として知られるめろちんさんが一部制作しているという。 ライブ用にアレンジされた楽曲やシオカラーズのダンスに、コールとサイリウムで応える客席の熱気が伝わってくる必見の映像となっている。

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セットリスト

Splatoon シオカライブ 2016

会場
闘会議2016
日時
1月30日

1.キミ色に染めて
2.イマ・ヌラネバー!
3.ハイカラシンカ
4.マリタイム・メモリー
5.シオカラ節

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連載

ゲームの祭典「闘会議2016」特集

2015年に初めて開催された「ゲーム実況」と「ゲーム大会」の祭典「闘会議」。著作権の観点から違法とされている「ゲーム実況」だが、ゲーム実況主の高い人気やプロモーション効果から、ついにドワンゴが動き出した。 違法というグレーゾーンにいた「ゲーム実況」だが、ドワンゴの強力なバックアップによってゲームメーカーが公認でゲーム実況主がゲームをプレイできたり、国内屈指のゲームメーカー・任天堂が、複数の人気タイトルを、動画の視聴回数によってお金がもらえるクリエイター奨励プログラムに対応させるなど、「闘会議」の開始によって、ゲーム実況界が大きく動き出したと言っても過言ではない。 2015年の初開催時は、初めてということもあり、まずまずの注目を集めた「闘会議」。その翌年2016年の第2回目となる今回の「闘会議2016」では、主にe-sportsに注力し、スマートフォンゲームや格闘ゲームなどの大会を実施。 しかし、やはりe-sportsは国内で浸透しきれないこともあり、やや苦戦気味ではあったが、『スプラトゥーン』は大盛況だったと言えるだろう。 そのほか、さまざまなステージイベントが開催され、すでに2017年度の開催も決定している。

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