アートコレクティブ・チームラボによる新たなミュージアム「チームラボ TOKYO(仮称)」が、東京・臨海副都心有明にオープンする。
開業は2032年を予定。地上2階、約3万平方メートル規模のミュージアムを中心に、緑地や広場、カフェなどが連続する空間として整備される。チームラボのミュージアムとしては過去最大規模となる。
チームラボ史上最大規模のミュージアム「チームラボ TOKYO(仮称)」
チームラボは2001年から活動する国際的なアートコレクティブ。アーティストやプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野の専門家によって構成され、アートやサイエンス、テクノロジーや自然界の交差点を探る作品を発表している。
「チームラボ TOKYO(仮称)」が建設されるのは、東京都江東区有明一丁目。有明テニスの森駅の西側に位置する、臨海副都心有明北地区の2区画が使用される。
東京都では2026年3月、同地区への「文化機能」の導入を目的として事業者を公募。9月8日、チームラボを代表組合員とする「有明北プロジェクト有限責任事業組合」を進出事業予定者に決定しており、そういった経緯でオープンするのが今回の「チームラボ TOKYO(仮称)」だ。
施設では、テクノロジーとアートを融合した作品を展開するミュージアムに加え、オープンスペースに「小さな森」や広場、カフェなどを整備。近隣の学校を対象にしたプログラミング学習など、地域との連携も予定されている。
2032年と2033年に段階開業 各区画の営業は10年間
チームラボは「2032年オープン予定」と発表しているが、東京都の事業計画によれば2区画が段階的に開業するという(外部リンク)。
1-7区画は延床面積約1万4700平方メートルで、2032年1月に開業。1-6区画は約1万9000平方メートルで、2033年7月の開業を予定する。
東京都は公募時点で貸付期間を「おおむね10年程度」としており、今回発表された事業計画でも、それぞれの区画は開業から10年間営業する予定だ。
恒久的な施設ではなく、有明に期間限定で現れる文化拠点となるようだ。
「チームラボボーダレス」「プラネッツ」は年間約420万人が来場
チームラボは現在、東京で麻布台ヒルズの「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」と、豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」を展開している。
両施設を合わせた2025年の年間来館者数は約420万人。チームラボは、これらのミュージアムがそれ自体で日本を訪れる目的となる「デスティネーション」になっているとしている。
麻布台のチームラボボーダレスは常設施設。一方、2018年に開業した豊洲のチームラボプラネッツは、現在2027年末までの開催が予定されている。
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