YouTubeで見かける美少女「後輩のりちゃん」動画とは？ 萌えがインフレしまくった撮影現場に潜入

海苔ちゃんにみんな萌えすぎ!? 当日の動画撮影レポート

そして、撮影当日。まずは、オフィスセットのある都内スタジオから始まりました。 皆さんが気になっているだろう、海苔ちゃん役を務めるこの女性はモデルの優耶（さや）さん。今回、書類選考を含めて126人の中から選ばれた逸材です！

優耶さんを生で見て、Dioraさんのやる気も俄然上がっているのが見てとれます。動画のカメラが回っているのもお構いなしに、グイグイいきます。 そして、オフィスシーンの海苔ちゃんの撮影がスタート。早速Dioraさんが提案した海苔でヒゲをつくる海苔ちゃんです。ふざけて「先輩！」と言ったり、上司のモノマネをして野太い声を出す海苔ちゃんが可愛すぎる！ さて、衣装チェンジで、すらっとした縦縞のセーターを着て登場した海苔ちゃん。

すかさず柴田さんが「見ました？ これが“たてセタ”の破壊力なんですよ！」とドヤ顔。なるほど、改めて見るとたてセタ、たしかにすごい（小並感）。 たてセタ衣装で「音楽でノリノリの海苔ちゃん」の撮影です。ノリノリな海苔ちゃん。ノリノリな優耶さん。可愛すぎるのでは？　「もっとノリノリにしてみようか」と監督。その言葉にさらに激しくノる海苔ちゃん。うーん、素晴らしい。

柴田さんによれば、この海苔ちゃんは「オフィスに朝早く出社し、1人で音楽を聴きながら仕事への気分を高めている」のだそう。設定が細かい！

撮影では「カット！」の声がかかると、海苔ちゃんのあまりの可愛さに一同が「ふふっ（可愛い……）」という微笑みに包まれる場面が何度もありました。

続いて、椅子の逆座りでの「いっぱいいっぱい海苔ちゃん」。ここでDioraさんが「もっと気だるい感じがいいですね。椅子の座り方ももっとこうやって」と細かく意見していきます。 花占いをする海苔ちゃんの撮影では「みそしる（味噌汁）、みそしらない、みそしる……」と言いながら花をむしっていく海苔ちゃんのシュールさに、スタッフからも思わず笑いが。 さて、膨れ面をする「いじける海苔ちゃん」へ。いじけているかと思いきや、急に可愛く「一緒に食べましょ♡」とデレるギャップがポイント。 と、ここで、またもDioraさんが動きました。「ここはいじけるだけじゃなくて、嘘泣きの方がいいですね。嘘泣きをして、機嫌を取り戻す。その方が萌えます」。まさか、撮影中に新しい案を……？ しかし、それを受けて早速、監督も嘘泣きの指導を開始。

Dioraさんも「もう少し嘘っぽさ強めで！」など、こっちがハラハラするくらい口出し。そのかいあって、相当可愛い映像になったはずです。

究極の後輩像「海苔ちゃん」

海苔ちゃんの可愛さが引き出されまくりの撮影ですが、そもそも海苔ちゃんって、いったいどんなキャラクター？ 「中小企業の精密機器（的なものをつくっている）メーカーの営業アシスタントという設定です。営業アシスタントだけど、総務もやったりと、なんでもこなす頼れる女の子なんです」と語るのは、企画を立案した柴田さん。細かい……。なんでも、柴田さんの以前の職場にいた方がモデルだそう。

「海苔ちゃんは、究極の後輩像なんです。だから、無邪気でアホ可愛い感じで。全国の仕事に追われるサラリーマンの方々に、ひとときのほっこりした癒やしを届けられたらいいなと思います」。 そんな後輩キャラをつくり上げるうえで、優耶さんはまさにぴったりなモデルさんだったという。「妹キャラだとぶりっ子になりすぎちゃうので、優耶さんのさばさばしてる雰囲気が海苔ちゃんのイメージに合ってました」。 撮影中、ひとつ気になっていることがありました。それは、大手食品メーカーのCM撮影なのに、わりと好き勝手に撮影しているということ。懐が深いのはもちろん、新しいことに挑戦しようという姿勢を感じます。

ポッカサッポロの商品担当の方々は、朝から夜にかけて次々に撮影されていく海苔ちゃんを部屋の隅からにこやかに見守っていました。

撮影中の海苔ちゃんについての印象は「こんな（海苔ちゃんのいる）オフィスで働いてみたいですが、もし上司だったらもう少しだけ仕事してくれと思いますね（笑）」と冗談交じりの優しいコメントをいただきました。

野球、ネコ耳……「可愛い」の濁流に呑まれた！！

オフィスシーンの撮影を終え、次に向かったのは都内の公園。まだまだ夏日が続く中、秋服を着ての撮影でしたが、笑顔を崩さない優耶さん。ベンチに座って“あーん”をしたり、スキップをしたりと順調に撮影が進みます。 柵を乗り越えたり、野球ボールを投げる海苔ちゃん、なんてスポーティーなシーンも。野球のユニフォームを着た海苔ちゃん良いですね。ユニフォーム萌えは、まず鉄板ではないでしょうか。 それにしても、こんなに可愛い海苔ちゃんを次々と演出する監督は、どうやって可愛いポイントを的確に撮っているのでしょう。曰く、「自分がきゅんとなるかどうかですね」。ところどころで、「可愛い……」と監督が呟いていたのはそういうことだったんですね。 公園シーンを撮り終えたあと、続いてマンションの一室へ。自宅でくつろぐ海苔ちゃんのシーンを撮影していきます。ここで最も破壊力が高かったのは、ネコ耳パーカーでした。ベッドの上で「かつおの方が好きだにゃん♡」と口にする海苔ちゃんに、監督ももはや隠さず「可愛い……」と漏らすほど。 こうして撮影は順調に進み、夕暮れから夜にかけてのラストシーンを撮り終え、無事クランクアップを迎えました。