歌手/歌い手の天月-あまつき-さんが8月17日、約10年間所属した事務所を離れて独立したことを発表した。
天月さんは自身のYouTubeチャンネルで「みなさんに僕の人生が変わる重大な報告があります」と題したライブ配信を実施。独立に至った経緯や現在の心境を、自筆の手紙を読み上げながら語った。
なお、ストリーマーとして所属するプロゲーミングチーム・Crazy Raccoon、声優として所属するホーリーピークとの関係は継続する。
独立後初の大型ライブとして、11月22日(日)には東京ガーデンシアターで、初の「歌ってみた」ライブ「歌ってみたは好きですか? -Amatsuki Cover Live 2026-」を開催する。
天月「その時その時の最高の天月を届けたい」
天月さんは配信冒頭、「10年間お世話になった事務所を離れて、この度独立することになりました」と報告。天月さんはこれまで、アーティストとして株式会社Chouette.に所属していた。
事務所を離れること自体は2026年3月に決まっていたものの、同年夏に開催したZeppツアーの会場を事務所側がブッキングしていたことなどから、ツアー終了まで発表できなかったと説明した。
長年の活動を通じて制作してきた音楽やグッズなどについて、「事務所さんが力を貸してくれて、一緒につくってきたもの」と振り返った天月さん。
独立を決断するにあたっては、これまで築いてきたものを失う可能性や、「事務所を辞めたら、僕はもう天月でいられなくなるかもしれない」という不安を抱えていたことも明かした。
一方で、「その時その時の最高の天月を届けたい」「届け続けていきたい」という思いから、独立を決意したという。
公開した声明でも、「今まで作ってきたものを大切にしながら、これから先、もっといい音楽を、もっといいライブを、もっとワクワクするものを、届け続けていくために、自分自身でもう一度、新しい一歩を踏み出したいと思いました」と綴っている。
天月、独立後初のライブは「歌ってみた」がテーマ
配信では、新体制で迎える大規模公演も発表された。
11月22日(日)に東京ガーデンシアターで開催される「歌ってみたは好きですか? -Amatsuki Cover Live 2026-」は、天月さんにとって初となる「歌ってみた」をテーマにしたライブ。

「歌ってみたは好きですか? -Amatsuki Cover Live 2026-」/画像は天月さんのXより
今回のライブについて天月さんは、活動の原点となった「歌ってみた」が自身の人生を彩ってくれたと振り返り、「歌ってみたとしての天月を改めて、一番最初に届けたい」と説明している。
チケットは指定席9500円(税込)。イープラスでの最速先行を8月31日(月)23時59分まで受け付けている。今回は独立の関係からファンクラブ先行を実施できないと説明した。
ファンクラブをはじめ、これまで継続してきたサービスなどの今後については、現時点では明確な回答ができないとしており、決まり次第発表するという。
歌手、声優、ストリーマーとして活動する天月
天月さんは、2010年代以降の「歌ってみた」文化を代表する歌い手の一人。YouTubeチャンネルの登録者数は202万人を数える。
2014年、アルバム『Hello,World!』でメジャーデビューし、2018年に日本武道館で初のワンマンライブを開催。2024年には活動15周年を迎え、約5年半ぶりとなる日本武道館公演を2日間にわたって行った。
音楽活動だけではなく、声優やゲーム配信などにも活動の幅を広げている。
声優としてはホーリーピークに所属し、『神之塔 -Tower of God-』ベスパ役、『メカウデ』トウドウ役などを担当。
2021年には、プロゲーミングチーム・Crazy RaccoonのStreamer部門に加入。ゲーム配信や同チーム主催のイベントなどにも出演してきた。
今回の独立後も、Crazy Raccoonおよびホーリーピークへの所属は継続。音楽活動の運営については自身を中心とする新たな体制へ移行しつつ、声優、ストリーマーとしてはそれぞれ既存の所属先と活動を続けていくことになる。
配信では、独立後も一緒に仕事をしたいと声をかけたスタッフや制作会社、相談に乗った友人たちへの感謝も語った天月さん。
最後には「お仕事ください。独立したんで」「何でもやります」と冗談を交えながら呼びかけつつ、歌や配信、演技など、これまでの活動を変わらず続けていくと強調した。
自身のXでも、独立を報告するとともに「歌うこと やめへんでぇ」と宣言している。
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