大友克洋の代表作『AKIRA』、数年ぶりのテレビ放映とニコ生決定!

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大友克洋の代表作『AKIRA』、数年ぶりのテレビ放映とニコ生決定!
大友克洋の代表作『AKIRA』、数年ぶりのテレビ放映とニコ生決定!

バンダイビジュアル『アキラ』公式サイトのスクリーンショット

7月20日(土)公開の大友克洋さんらトップクリエイターによるオムニバス映画『SHORT PEACE』。その公開に先駆け、大友克洋さんの代表作が放送されることとなった。TOKYO MXとテレビ大阪で『AKIRA』が、ニコニコ生放送では『AKIRA』と『MEMORIES』が放送される。

映画『SHORT PEACE』は、大友克洋さん、森本晃司さん、森田修平さん、安藤裕章さん、カトキハジメさんら日本を代表するトップクリエイター達による、オープニング1本・短編4本からなるオムニバス作品。そのあまりに豪華すぎる〝奇跡の饗宴〟に、アニメファンから注目を集めている。

その公開に先駆けて、大友克洋さんの代表作が放送されることとなった。

まずは、7月13日(土)20:00からのニコニコ生放送。ここでは『AKIRA』と『MEMORIES』が上映されるほか、アニメクリエイターによるトークセッションも行われる。ゲストは、映画『SHORT PEACE』中の1作品、『九十九』脚本・監督の森田修平さん、『キャプテンハーロック』監督の荒牧伸志さん、『009 RE:CYBORG』脚本・監督の神山健治さん。

そして、7月14日(日)26:30からはTOKYO MXにて、7月18日(木)25:05からテレビ大阪で、『AKIRA』が放送される。『AKIRA』が地上波で放送されるのは実に数年ぶりのことで、ファンからは喜びの声が多数あがっている。

『AKIRA』は、講談社の『ヤングマガジン』にて1982年より連載を開始し、1988年にはアニメ化され、原作者の大友克洋さん自らが監督を務めた。マンガ・アニメ共に世界中のファンを熱狂させ、現在活躍中のマンガ家・アニメーターにも多大な影響を与えた偉大な作品だ。ストーリーはもちろん、演出も、今観ても色褪せることのない名作となっている。

『MEMORIES』は、1995年に公開された、大友克洋さんが原作・総指揮を務めるオムニバスアニメーション作品。森本晃司さん監督「彼女の想いで」、岡村天斎さん監督「最臭兵器」、大友克洋さん監督「大砲の街」の全3編からなる。全く異なるタッチや作風の短い作品で構成され、それぞれが確固たる作品世界をつくりあげながらも一本のオムニバスアニメ映画としての振れ幅を見せつけ、アニメ映画史に残る名作として今なお評価が高い。

『月極蘭子のいちばん長い日』公式サイトのスクリーンショット

そしてこの度、「SHORT PEACE」プロジェクト第5番目の作品も発表された。なんと5作目は〝ゲーム〟。ゲームコンセプトとシナリオを担当するのは、『ロリポップチェーンソー』などを手がけた、株式会社グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一さん。ゲームデザインやアートワークを、『TOKYO JUNGLE』でお馴染みの株式会社クリスピーズの片岡陽平さんが手がける。タイトルは『月極蘭子のいちばん長い日』。プラットフォームはPlayStation 3で、ジャンルは「ハイスピードエフェクトアクション」とのこと。発売予定日は未定。7月13日のニコニコ生放送で新情報が公開されるそうなので、こちらも要チェックだ!

文:たかはしさとみ
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