劇場版『仮面ライダー』にアナザーW、アナザー電王　新イマジンも

12月22日（土）から公開される映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』にて初登場するキャラクターが解禁された。

桐山漣さんと菅田将暉さん、佐藤健さんの出演作からの“アナザーライダー”として、「アナザーW」「アナザー電王」、そして物語の鍵を握る新イマジン「フータロス」の姿に、ファンならずとも期待感が高まる。

ついに「W」と「電王」が降臨、満を持して

毎週日曜午前9時よりテレビ朝日系で放送中の『仮面ライダージオウ』にて、奥野壮さん演じる主人公の常磐ソウゴと押田岳さん演じる明光院ゲイツの前に立ちはだかる敵怪人、「アナザーライダー」。

アナザーライダーとは、歴史を変えようと目論むタイムジャッカーがアナザーウォッチで創り出した仮面ライダーだ。

アナザーライダーが誕生した瞬間にその時代に活躍する正規の仮面ライダーは力を失い、記憶や活躍は消滅し、アナザーライダーにとって代わられて歴史そのものが変化してしまう。

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では、ソウゴと「仮面ライダービルド」こと桐生戦兎たちは「アナザーW」「アナザー電王」と対峙する。

アナザーライダーはこれまでTV放送の中で、「アナザービルド」「アナザーエグゼイド」「アナザーフォーゼ」「アナザーファイズ」「アナザーウィザード」が登場。平成仮面ライダーのビジュアルを残しつつも不気味さを纏った様相は、『ジオウ』初回放送時からネットを中心に多くの反響を寄んだ。

新イマジン「フータロス」は何者なのか？

さらに、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では、新たなイマジン「フータロス」が登場する。 イマジンとは、『仮面ライダー電王』（2007年）にて佐藤健さん演じる野上良太郎に憑りつく未来からきた人類の精神体であり、憑りついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿である。

憑りついた人間との契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、歴史を改変するために、契約者に「おまえの望みを言え……」と迫る。 すべてのイマジンが敵ではなく、良太郎に憑りついたイマジンのモモタロス（CV.関俊彦）、ウラタロス（CV.遊佐浩二）、キンタロス（CV.てらそままさき）、リュウタロス（CV.鈴村健一）のように味方も存在する。

イマジンはそれぞれ異なる人格をもつため、良太郎に憑依することで良太郎自身も人格と外見の雰囲気が変化する。

当時は4人のユニークなイマジンたちを演じ分ける異色のライダーとして人気を博した。

TVシリーズや映画のみならず、イマジンたちが主題歌を歌ったCDが発売やイマジンたちのイベント開催がされるなど、イマジンたちの声を担当した豪華声優陣も『仮面ライダー電王』人気の一端を担った。

映画の鍵を握る新イマジン「フータロス」は、一体誰と契約を交わすのか。そして、フータロスの声を演じる声優にも期待が高まる。

「ジオウ＆ビルド」製作委員会　(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映