ライムベリーMIRIが戦極MCBATTLE参戦！ ラップ指導 ハハノシキュウから独占コメント

ハハノシキュウからコメント！

MIRIさんの出場は、松本人志のDVD『VISUALBUM』に収録されているコントのセリフから引用して言わせてもらうと「いきなりダイヤモンドやないかい！」って感じです。「デビュー戦がいきなりあの戦極MC BATTLEかよ！」って意味だけど、それだけじゃない。ライムベリーが『HEY!BROTHER』を出した時、つまりラップアイドルとしてデビューした時。MIRIさんのラップを聴いて「この子いきなりラップ上手くね？」って思った時にも同じセリフが当てはまる。アイドルラッパーが参加するという点に関してはうまく言語化ができなくて、MIRIさんにUMB2009東京予選のDVDを貸しました。AAAのSKY-HI氏が初めてMC BATTLEにエントリーした大会です。これを見て彼女がその言語化できない部分をなんとなく補完してくれたらいいなと思って。

ハハノシキュウが女子高生ラップアイドルにフリースタイルを教えてるって時点でおかしいんだけど、もっとおかしいのは別に僕が何も教えてないって事。
そもそも、フリースタイルは人から教わる事じゃないような気もしてたし、あの子とスタジオで２時間くらいずっとフリースタイルしてて「ここはこうした方がいい」とか「こういうビートの時はこういう乗り方があって」とかあれこれ説明する意味はないなって思った。（女子高生ラップアイドルとスタジオでフリースタイルしてるなんてERONEさんあたりに殺されてしまうのではなかろうか）だから、フリースタイルを指導したというよりはフリースタイルをするための扉を開く手伝いをしたって感じです。人前でフリースタイルを初めてやる時って恥を捨てるというかチャクラを開くというか、一種の突破口が必要で、そういうタガを外す事には成功したと思います。

はっきり言ってハハノシキュウは「戦慄MCBATTLE」には出たくなかった。MC BATTLEは出たくなくなったり、引退したくなったりした所が始まりだと言ってもいい。僕は過去に一度、もうMC BATTLEはやめると公言したことがあるが、誰も全く気に止めてくれなかった。多分、そん時が本当のスタートだったんだと思う。

当日は、存分にMC BATTLEを楽しんでもらえればいいと思います。MC BATTLEからハハノシキュウの音源に興味持ってくれとか、ライムベリーというアイドルに興味持ってくれとか言う気は無いです。とりあえず、ここに寄稿させていただいたコメントの揚げ足を当日の「戦極13章」でとってくるラッパーが居たらボロクソに言ってやろうと思ってます。はっきり言って出たくなかったけど。出場するMC自身が「出たくない」と言ってしまうのは、それくらい「ヤバイ」メンツだから。多分、一回戦の第一試合から「いきなりダイヤモンド」だと思う。ハハノシキュウから戦極13章へのコメント