アート界の異種格闘技！ 即興デジタルアートバトル「LIMITS」開催

16人のアーティストによるデジタルアートトーナメントイベント「LIMITS」が、大阪・日本橋にある劇場「in→dependent Theater 2nd.」にて、9月12日（土）・13日（日）に開催される。

本イベントでは、あらゆるジャンルのクリエーターたちが参加し、PCを使ってその場で与えられるテーマに沿った作品を制作。大勢の観客を前に、制限時間20分以内でパフォーマンスを行い、その技術力や芸術性を競う。

審査は、観客による投票や審査員の採点によって行われ、優勝者には賞金20万円とWacom社製の液晶ペンタブレット、準優勝者には賞金10万円が贈られる。アートバトル参加者のエントリーは、8月16日（日）まで受け付けている。

クリエイターの神技を堪能！

「LIMITS」は、5月に開催されたクリエイターのためのイベント「CRECON」内で開催されたデジタルライブペイントバトル「DLP-Battle」の名称を変更し、時間やジャンルの制限を打ち破る、史上初のデジタルアートバトルとして誕生したもの。

グラフィックデザイン・アニメーション・コミック・インテリアデザイン・ゲームなど、多彩なジャンルのクリエイター16人が集結し、その技を競う。

作品のテーマは15種類の中からランダムに決定され、直前に発表される。PCのみで制作することが条件となっており、ライブ感が感じられ、制限時間20分以内であれば、イラスト・漫画・映像・パフォーマンスなど、自由な表現で制作することが可能だ。 ステージでは、クリエイターたちが、斬新なアイディアとテクニックを駆使したドローイングを披露。作品のクオリティだけではなく、そのパフォーマンス性も審査の対象となっている。

その後は、クリエイターによる30秒間のプレゼンテーションが実施され、観客と審査員による採点によって、優勝者と準優勝者が決定する。

観戦チケットは、8月7日（金）よりイープラスにて一般販売される。ジャンルを超えたアーティストたちによる圧巻のパフォーマンスを、ぜひその目で見届けてみてはいかがだろうか。

執筆者：きくちみずほ