「寄生獣」実写映画化、TVアニメ化 映画は2014年12月&2015年公開の2部作 監督:山崎貴

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「寄生獣」実写映画化、TVアニメ化 映画は2014年12月&2015年公開の2部作 監督:山崎貴
「寄生獣」実写映画化、TVアニメ化 映画は2014年12月&2015年公開の2部作 監督:山崎貴

『寄生獣』実写映画化、TVアニメ化

岩明均さんが1990年から95年まで「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載した伝説的なSFマンガ『寄生獣』が、実写映画化されることになった。映画は全国東宝系にて2014年12月にPART1を公開、引き続き2015年にPART2を公開する。
当初から2部を予定する。さらに映画と並行してテレビアニメのプロジェクトも決定した。実写映画とテレビアニメのふたつの映像化プロジェクトが同時進行する。大作感溢れるものとなる。

スタッフ、キャストも豪華だ。映画監督、VFXには山崎貴さんを起用する。『ALWAYS三丁目の夕日』や『friends もののけ島のナキ』、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』など数多くのヒット作でお馴染みの大物で映像化を実現する。脚本は『探偵はBARにいる』シリーズ、ドラマ『リーガル・ハイ』の古沢良太さんが担当する。
そして主人公の泉新一役を、若手の実力派として俄然注目を浴びる染谷将太さんが演じる。『ヒミズ』で第68回ヴェネツィア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞したばかりの才能だ。
そして、泉新一が通う高校に教師としてやってくるパラサイトの田宮良子役には深津絵里さん、新一の同級生で幼馴染のヒロイン・村野里美役には橋本愛さんが挑む。

『寄生獣』は、人間に寄生する生物と共生することになった新一とそのパラサイトのミギーを中心に話が繰り広げられる。意表を突いたストーリーと世界観は発表当初より、大きな注目を集めてきた。単行本の累計発行部数は1100万部、連載終了から20年となるがいまだ傑作として燦然と輝く。
その評価の高さから、いったんはハリウッドのプロダクションが原作権を獲得した。ハリウッドで企画が進んでいたことから日本では映画化が出来なかった。
ハリウッドとの契約が切れた2013年に、新たに日本の会社数十社による激しい映画化権争奪戦が行われ、東宝が映画化権を得た。期待の映画が実現する。

製作によれば本作は、“「地球の意思・自浄作用」が発生させたパラサイト(寄生獣)という概念を通底させ、地球と人間の関係性について問いかける作品を目指す”という。新一とミギーの友情、他の寄生獣たちとの戦いや別れ、壮大なアクションを予定する。
撮影は2014年1月からスタートする。

山崎貴監督 コメント
「『寄生獣』は連載当初から、いつか実写で見てみたいと思っていた漫画でした。それを自分たちのチームが手がけることが出来ることになって、興奮と恐れと喜びで大変な状態になっています。
原作は発表時から何年も経った今も全くその輝きを失っていません。
それどころか東日本大震災を経た今だからこそ、さらに深みを増しているとさえ言えると思います。この作品を通して、自然は、時代は、僕らにどう生きろと語りかけてきているのかをもう一度見つめ直してみたいと思っています。
そして、この物語をしっかりと地に足をついた作品にするために、キャストは役に憑依できる人達に集まってもらいました。かなり実力主義というか本物感のあるキャスティングだとおもいます。このメンバーが物語を紡ぎ出すとき、どんな化学変化が起こるか……今から楽しみでなりません。」

染谷将太さん コメント
「フィクションというものが自分は好きです。虚構をあたかも現実に変換するというのは映画ならではです。しかし、これが本当の現実にあったら恐ろしすぎる。しかもいずれそんな日がやってくるのではなかろうか?そんな気がした『寄生獣』。ある種、これから自分は、寄生獣の世界を体感して来ます。そしてその世界を、皆様にもスクリーンを通して体感してほしいです。
漫画の実写化というものはとても難しいものです。だけど、しっかりした骨組みが構築された漫画を描かせてもらえるとなると世界が広がります。なにが言いたいかと申しますと『寄生獣』をおかりして映画表現をするということにとても安心感があります。はなから素晴らしい題材は、誠実に向き合えば向き合うほど、素晴らしくなると思うのです。
ミギー、これから約4ヶ月間よろしくお願いしますね。」

深津絵里さん コメント
「この作品に関わることができて、とても興奮しています。
と、同時に不安もいっぱいです。
原作があまりにもすばらしいので・・・
ですが、覚悟を決めて、監督・スタッフを信頼し、共演者のみなさんとともに、この先待ち受けているであろう過酷な試練とその先に待っていて欲しい喜びに向かい、原作に敬意を込めて、ひたすらがんばりたいと思います。」

橋本愛さん コメント
「作品の中で目に見えるものを信じて生きれるように
心構えて取り組みたいです。
信頼している大好きなスタッフさんや共演者がいる
現場なので楽しんでいいものを作りたいです。」

岩明均さん(原作者) コメント
「漫画原稿「寄生獣」は、ほとんどを1人で手がけた創作物ですが、対し映画は多くの人の知恵と技の結集。「まったく別の生命」として、その誕生を楽しみにしています。」

映画情報

映画『寄生獣』

2014年12月PART1、2015年PART2全国東宝系にて公開 

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