「ラップスタア」で注目の新鋭ラッパーTOKYO世界、初ワンマンをWWW Xで開催

TOKYO世界さんが5月17日（土）に、渋谷のライブハウス・WWW Xで初のワンマンライブ「Welcome to TOKYO世界」を開催することを発表した。

2月28日（金）までチケットの最速先行受付を行う。スタンディングの通常チケットに加えて、今春リリース予定の1stアルバムのCDが付属したチケット（CDは当日会場引き渡し予定）も用意されている。

ワンマンライブ「Welcome to TOKYO世界」の告知画像は、2月7日にリリースした新曲「Welcome To TOKYO SEKAI」のアートワークも担当したアーティスト・KID ROSEさんがデザイン、写真はYURI HORIEさんが担当した。

TOKYO世界「悩みを抱える人にも居場所があるよって伝えたい」

TOKYO世界さんのワンマンライブについてのコメント

僕は昔から色んなものが人より劣っていたり、変わっていたので、馬鹿にされたり、否定されたりすることが多い人生でした。何にも悪いことをしてるわけではないのに、一生懸命頑張っているはずなのに、責められて、蔑まれてばっかりで、この世界にはどこにも僕の居場所がないと思ってました。

だからこそ、誰にも責められず、劣等感を感じない、何もできない自分でも生きたいと思えるような、自分の理想の居場所を作りたくて、音楽を始めました。今回のワンマンライブでは僕と同じような悩みを抱える人達にも居場所があるよってことを伝えたいです。みんなが嫌な現実を忘れ、またここに戻って来たいと思えるような空間を作って、楽しんでもらうのはもちろん、僕の姿を見て、抽象的ではない具体的な希望というか、幸せになる方法を僕から感じ取ってもらえるようなライブにしたいと思っています。僕のことを知ってる人はもちろん、なんで自分だけ上手くできないんだろ？なんで自分だけ人と違うんだろう？とか、自分の存在意義ってなんなんだろ？とか、そういう悩みがある人にも是非来て頂きたいです！

今回リリースした「Welcome To TOKYO SEKAI」のリリックでは「入場無料さ」と言っていますが、ワンマンは入場料金頂きます！すみません！通常のチケットの他に今年の春頃リリース予定の僕の渾身の1stアルバムのCDが付く前売りチケットもありますのでそちらも宜しくお願いします！　　初めてのワンマンライブで既に緊張もしてますが、皆様に楽しんで頂けるように爆弾を沢山用意しているので是非ご来場下さい！！

“TOKYO世界”とは何なのか　改めて考えた新曲

TOKYO世界さんは、2001年1月生まれのラッパー／シンガーソングライター。

ABEMAのオーディション番組「ラップスタア 2024」で、R-指定さんやralphさんら審査員から高評価を受けたことで一躍シーンの注目を集めるようになった。

自らのスタイルを「昭和歌謡VIBES」と称し楽曲を制作。ラッパーのシラフさんとトラックメイカーのSKINNY YMTさんとの音楽クルー・Legal nerd boyzとしても活動する。

2月7日にリリースした新曲「Welcome To TOKYO SEKAI」は、「“TOKYO世界”とは何なのかを改めてリスナーに知って欲しい」「将来の不安やコンプレックスなどからくる悩みで目の前が真っ暗になった時に、現実世界を忘れて欲しい」という想いで制作された。

現代的なロックと80年代のシティポップを融合させたサウンド、心地よいメロディが印象的なビートは、新作EP『ロマン』にも参加したプロデューサー・NOAHさんが手掛けた。

エンジニアはEP『ロマン』に引き続き、TOKYO世界さんと同郷の蟹江翔さんがつとめている。