ダウンタウン松本人志の性加害報道に吉本興業が抗議 法的措置も検討

ダウンタウン松本人志の性加害報道に吉本興業が抗議 法的措置も検討
ダウンタウン松本人志の性加害報道に吉本興業が抗議 法的措置も検討

性加害疑惑が報じられたダウンタウンの松本人志さん/画像は吉本興業公式サイトより

お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志さんによる性加害疑惑を『週刊文春』(文藝春秋)が報じたことを受け、所属事務所の吉本興業は12月27日、公式サイトで声明を発表した。

発表によると、松本人志さんが2015年、複数の女性に対して性加害に及んだとする『週刊文春』の記事について、当該事実は一切なく「客観的事実に反するもの」と否定。

また、記者が「新幹線内で執拗に質問・撮影」したことも含めて『週刊文春』へ抗議し、今後、法的措置を検討するという。

日本のお笑い界を象徴する松本人志

松本人志さんは1963年9月8日生まれ、兵庫県出身。浜田雅功さんとお笑いコンビ・ダウンタウンを結成し、1982年に芸能界デビュー。日本のお笑い界を象徴する存在だ。

レギュラー番組として、「ダウンタウンDX」(日本テレビ)、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)、「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ)などに出演。

また、Amazonのプライムビデオで配信されているバラエティ番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」では、企画プロデュースを担当している。

直近では、12月24日に放送された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」(テレビ朝日系)決勝戦では審査員をつとめた。 『週刊文春』は12月26日、松本人志さんが後輩芸人に女性を集めさせ、「ゲーム」と称して性行為を迫ったことを、参加者の告発を交えて報じていた(外部リンク)。

社会問題化する性加害

近年、エンターテインメントの世界におけるハラスメントや性加害は、これまで以上に社会問題化。

直近の象徴的な例として、旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんの性加害が、英国BBCや『週刊文春』の報道によって注目を集めると、大手マスコミ各社も報道。結果的に、同事務所は解体的出直しを迫られた。 ほかにも、映画業界においてもここ数年でハラスメントや性差別といった問題が浮き彫りとなるなど、芸能界における体質改善や労働環境の改善に、社会の大きな関心が寄せられている。

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