NHK「漫画村」の実態に迫る 海賊版サイト、荒稼ぎの実態

NHK「漫画村」の実態に迫る 海賊版サイト、荒稼ぎの実態
NHK「漫画村」の実態に迫る 海賊版サイト、荒稼ぎの実態

POPなポイントを3行で

  • NHK「クローズアップ現代+」で海賊版サイト「漫画村」を特集
  • 運営に関わりがあるとされる人物に接触。荒稼ぎの実態にも迫る
  • 漫画家・赤松健さん、弁護士・福井健策さんも出演
NHK番組「クローズアップ現代+」の4月18日(水)の放送にて、社会問題となっている海賊版サイト「漫画村」が特集される。

漫画村の知られざる真実に迫る

新作を含め5万冊以上の海賊版漫画を閲覧できる違法サイト「漫画村」(現在はサイトにアクセスできず、「漫画タウン」という同様のサイトが登場している)。

10~50代までの幅広い世代が利用し、3月の訪問者数はのべ1億7000万人を突破したと同番組サイトでは伝えている。

そんな状況に際し、「日本漫画家協会」は利用をやめるように呼びかける異例の声明文を発表。さらに政府もアクセスを遮断するサイトブロッキングを検討していることを発表。緊急の対策案をとりまとめ「サイトブロッキング」を容認する意向を示したばかりだ。

漫画村/画像は「クローズアップ現代+」公式サイトより

その一方で、サイトブロッキングの導入は、「通信の秘密」の侵害や「検閲」にあたるとして多くの批判が巻き起こっており、議論は紛糾している。

具体的には、不当に利益を奪われている構造を速やかに是正するべきというブロッキング容認派。そして、権利者団体が一丸となって対策を講じるなり対抗するサービスをはじめるべきというブロッキング反対派という対立構造だ。

今回の「クローズアップ現代+」では、世界各国でその痕跡をたどり、運営に関わりがあるとされる人物に接触。「著作権が保護されていない国で運営しているため違法性がない」と強弁し、読者や広告主を利用して荒稼ぎするその実態に迫るという。

番組には漫画家であり、日本漫画家協会理事もつとめる赤松健さんのほか、弁護士の福井健策さんも出演する。放送は22時から。

漫画村をめぐり、揺れる日本

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