「漫画タウン」公式と思しきTwitterアカウントでは「漫画村が漫画タウンとして復活したよ」という宣言と共に「村から町に成長」とツイート。サイトにアクセスすると「漫画村」とほぼ同じサービスを確認することができた。
現在アクセスが殺到しているのか、接続は重くなっており、安定はしていない。
速報!
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
漫画村が漫画タウンとして復活したよ。
村から町に成長。https://t.co/hofMRHemQq
海賊版サイト・漫画村議論の行方は?
漫画や雑誌を無料で閲覧できる海賊版サイトは多々あるが、その中でも多くの議論を生んできた「漫画村」。4月11日よりアクセスできない状態となり、その後は権利保持者からのDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づくクレームによって、Googleの検索結果からも一部が除外された。
国内では、政府がサイトブロッキングを検討していると3月に報じられた(外部リンク)が、国民の憲法上の権利である「通信の秘密」「知る権利」などを侵害する理由などから、複数の機関/団体がブロッキングへの反対声明も発表している。 「管理人逃亡説」や「深層Webの住人に燃やされた」という陰謀論も巻き起こり、このまま閉鎖するのではないかともささやかれていた。
そんな中、「漫画村」が「漫画タウン」となり突然の復活。新たに開設された「漫画タウン」のTwitterでは、反省するそぶりはまったく見せず、「コンテンツは無料の時代」だという主張を行っている。
漫画タウンはすでにネット上にアップされてる画像を集めて読みやすいように整理してるだけなんだよ。だからもともと漫画はアップロードされてるんだ。もうコンテンツは無料の時代なんだ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
「著者の利益が〜」って言う人は、そんなに好きな著者がいるなら直接募金したらいいよ。
いくらサイトを潰したって、もう漫画の売り上げは増えないよ。みんな無料で音楽聴くし、無料でエロ動画を見るし、もう出来上がったコンテンツにお金を払う時代じゃないんだよ。漫画だけを叩くのはおかしいんだよ。
— 漫画タウン【公式】 (@mangataun) 2018年4月12日
ブロッキングはいたちごっこという懸念が的中か
ちょうど4月13日(金)には、政府による知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議で、緊急対策として「漫画村」「Anitube」(アニチューブ)「Miomio」(ミオミオ)の3サイトがブロッキング対象として明示されたと大きく報道されている(外部リンク)。当然、「漫画村」運営と思しき「漫画タウン」はブロッキング対象となっていない。
当初からブロッキング導入において議論されていた通り、仮に「漫画村」へのアクセスを遮断したとしてもイタチごっこに過ぎないという懸念が的中した形となる。
早くもネット上では、「漫画タウン」批判をはじめとした様々な意見が渦巻いている。
漫画村が廃村になったと思ったら漫画タウンになって拡張してるの草
— iksg (@iksg_na) 2018年4月13日
漫画タウンとか喧嘩売ってんなこれw
— ばーばーば (@_NIEBA_) 2018年4月13日
漫画村改め漫画タウンが、これまでの利益をアクセス数に応じて全て作者に還元。世論が一転。実は金銭目的ではなく既存の出版業界をぶち壊そうという目論見だった、という熱い展開を希望。
— 山田涼太 (@roy29fuku) 2018年4月13日
漫画村を潰したら漫画タウンが出てきた……というなら今度は漫画村より早く叩き潰すことだ。こういうのは何度でも、即座に潰し続けることでやがて出てこなくなる。
— [旦那1年生]マトバP (@MA108P) 2018年4月13日
海賊版サイト・漫画村に関する考察
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:1925)
そもそも海外サイトだと漫画村みたいなサイト数えきれないほどあるし、torrentなどでDLできるし漫画村1つ潰したところでなんも意味ないよなぁ
匿名ハッコウくん(ID:1883)
>今度は漫画村より早く叩き潰すことだ。こういうのは何度でも、即座に潰し続けることでやがて出てこなくなる。
潰せてないじゃん。
こういう自分がやってもいないことで、さも手柄をあげたみたいな言い方やめろよ。