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POPなポイントを3行で

  • 「漫画村」がGoogleの検索結果からも除外
  • 米国傘下の企業のDMCAクレームを受理した結果
  • 国内ではサイトブロッキングへの反対声明が続々

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漫画村、Google検索結果から除外 有識者らはブロッキングに反対声明

漫画村の公式キャラクター「らりっくま」のTwitter(@mangamrarikkuma)より

海賊版の漫画を閲覧できる違法サイト「漫画村」が、4月11日からアクセスできない状態となっている問題で、新たにGoogleの検索結果からも除外されていることがわかった。

いわゆるDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づくクレームにGoogleが対応した形だ。

一方で、日本政府が検討している漫画村へのアクセスを遮断するブロッキングに対しては、複数の機関から反対声明が発表されている。

漫画村を検索から除外したDMCAクレームとは?

利用者の急増に伴い、2017年から今年にかけて社会問題化しつつある漫画村。

4月11日、トップページにアクセスすると「現在漫画村はメンテナンス/もしくは負荷が高い状態です。現在担当者が直している途中なので時間を開けて再度アクセスください」と表示されることが発覚。

奇しくも4月10日、「深層Webからやってきた」と名乗るバーチャルYouTuberが「漫●村を燃やします」と宣言。因果関係は不明だが注目を集めていた。 現在、Googleで「漫画村」と検索すると、サイトの一部を検索結果から除外したと表示される(4月11日20時時点)。
「漫画村」での検索結果

「漫画村」での検索結果のスクリーンショット

表示された「DMCAクレーム」を確認すると、申請し対応されたのは「Harlequin Enterprises Limited on behalf of K.K. HarperCollins Japan(ハーパーコリンズ・ジャパンを代表してハーレクイン・エンタープライズ)」によるクレームだとわかる。 総合出版社のハーパーコリンズ・ジャパンは、米ニューヨークに拠点を置くニューズ・コープ傘下のハーパーコリンズ・パブリッシャーズの日本法人だ(外部リンク)。

DMCAクレームが検索可能なサイト・Lumenで調べると、これまでにも集英社や講談社といった日本の出版社も著作権侵害を申請している。

数々のDMCAクレームから、なぜハーパーコリンズ・ジャパンの申請が選ばれたのかは不明のままだ。

日本ではブロッキングへの反対声明が続々

アクセスできず、検索結果からも一部除外された漫画村は3月、国内でも政府がサイトブロッキングを検討していると報じられていた(外部リンク)。

十分に議論が尽くされていない現状に批判も相次いでいたが、4月9日のコンテンツ文化研究会をはじめ、複数の機関・団体から続々と反対声明が発表されている。 現時点で発表を確認できたのは、コンテンツ文化研究会外部リンク)、情報法制研究所(JILIS)(外部リンク)、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)(外部リンク)、インターネットコンテンツセーフティ協会外部リンク)、インターネットユーザー協会外部リンク)の5団体。

いずれの声明でも、違法海賊版サイトへの対策は重要とした上で、国民の憲法上の権利である「通信の秘密」を侵害する点などが触れられている。

ブロッキングを導入するということは、「ユーザーが何にアクセスしているかの情報を管理する」ということでもあるからだ。

サイトブロッキングは、権利侵害行為と一切関わりのない人を含めて、すべての利用者の通信の宛先を監視し、アクセスを遮断するもので、憲法上の権利でもある通信の秘密及び国民の表現の自由、知る権利を侵害する可能性があります。政府は海賊版サイトのブロッキングを刑法上の『緊急避難』と位置づけて実施を要請するとされていますが、法的に緊急避難の要件を満たすとも考えられず、通信の秘密の例外にできる正当な理由はありません。 モバイルコンテンツ審査・運用監視機構の声明より

もちろん問題は「通信の秘密」だけではない。情報の受け手である国民の「知る権利」や「表現の自由」さえ脅かされているということになる。

もっと言えば、「漫画村」について違法性を問える可能性はあるが、民事・刑事のいずれにおいても訴訟が起きて差し止め請求がなされているわけではない。法律を無視して政府がブロッキングを導入することは、法治国家である日本においては本来許されることではない。

例えば「児童ポルノ」については日本でも2011年からブロッキングが導入されているが(外部リンク)、児童ポルノでさえ慎重な議論が重ねられ、緊急性の高い回避行為であると認められ導入に至った経緯がある。

こうした議論を飛ばして一足飛びに海賊版サイトのブロッキングが政府主導で行われるということは、“検閲”に繋がる行為ではないかという指摘も多くされている。

「漫画村」閉鎖でも横たわる問題

アクセスできない状態の発覚から、Twitterでは「管理人逃亡説」や「閉鎖説」などもささやかれている漫画村。 しかし、仮にこのまま「漫画村」が閉鎖に至ったとしても、問題は横たわっている。

類似サービスは山ほどあり、そのすべてを順番にブロッキングしたところで結局は運営側とのいたちごっこになるからだ。

「ブロッキングは海賊版対策の先送り」でしかなく、適切な司法手続きや権利者団体はもちろん、消費者との連携が必要となる。上述の反対声明は、そう警鐘を鳴らしている。

「漫画村」の公式キャラクターと称する「らりっくま」はTwitterで「今、長期停止になってしまったクマ」「サーバー頑張るから、もう少し待っててほしいクマ。。」とコメントしているが、周囲を取り巻く状況が大きく動きを見せる中で、それぞれの動向が注目される。

海賊版サイトの動向

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33歳になりましたが読んでますよ^^

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