サイトのトップ画面には「すべてのマンガが無料で読めます! いくら読んでもすべて無料」の文字。
「少女」「女性」「少年」「男性」とカテゴライズされ、さまざまな漫画がずらっと縦に並んでいる。
公式無料配信サービスへのリンク集「漫画ビレッジ」
「漫画村」の印象が強いためか、一見すると許可なくアップロードされた作品が並ぶ海賊版サイトのようだ。 実際は「ピッコマ」「LINEマンガ」「GANMA!」「Kindle(無料)」など、公式に無料で漫画を配信しているサービスへのリンク集となっている。 たとえばトップから『BEASTARS』を選択した場合、巻数ではなく話数単位で並んでいて、各話ごとに「LINEマンガ」や「ピッコマ」での閲覧ページに飛ぶことができる。 閲覧可能なのは、それぞれのサービスで配信されている話数のみ。そのためサービスごとにストックされている話数が異なり、例えば無料話数が更新されるピッコマの場合は「待てば無料(要ログイン)」と書かれている。話数が限定されているものの、無料漫画が一覧になっていてリンク先から閲覧できるという点はメリットと言えるのではないだろうか。
アイデアを出したのは、「nanapi」などのWebサービスを手がけているWebクリエイター・"けんすう"こと古川健介さん。
ツイートによれば「いろいろな漫画が無料でブラウザ読めたら最高だよね!っていうので友達のエンジニアさんに相談したら作ってくれました!」とのこと。いろいろな漫画が無料でブラウザ読めたら最高だよね!っていうので友達のエンジニアさんに相談したら作ってくれました!マンガ好きの方は使ってみてくださいhttps://t.co/C7jPR6S0iY
— けんすう (@kensuu) 2018年5月30日
「漫画村」と見られるアカウントも反応
「漫画ビレッジ」の登場に、「漫画タウン」のTwitterとみられるアカウントも「漫画村のパクリサイトが誕生!」「でも合法だし見やすいからオススメだよ!」と反応。さらに「ネットはパクりパクられの世界だね。そうやってお互い成長して行くんだから仕方ないね。応援してるよ、後輩」とツイート。【速報】
— 漫画タウン(漫画村)【公式】 (@mangataun) 2018年5月30日
漫画村のパクリサイトが誕生!
でも合法だし見やすいからオススメだよ!https://t.co/r89VBbTXWK
最後は「どんな手段を使っても便利なのが善。一度便利さを体験したら戻れないのが人間なんだから、規制しろーって頑張るよりパクっていいもの作ればいいんだよね。いい流れ」と締めくくっている。ネットはパクりパクられの世界だね。そうやってお互い成長して行くんだから仕方ないね。応援してるよ、後輩。
— 漫画タウン(漫画村)【公式】 (@mangataun) 2018年5月30日
現在は閲覧できなくなっているものの、NHK「クローズアップ現代+」などにも取り上げられ社会的関心も高かった「漫画村」および「漫画タウン」。 著作権の在り方や出版業界の構造、サイトブロッキングの是非など、出版・IT業界だけではなく政府やキャリア会社を巻き込んだ騒動をきっかけに生まれた数多くの議論はいまも続いている。どんな手段を使っても便利なのが善。一度便利さを体験したら戻れないのが人間なんだから、規制しろーって頑張るよりパクっていいもの作ればいいんだよね。いい流れ。
— 漫画タウン(漫画村)【公式】 (@mangataun) 2018年5月30日
政府をも巻き込んだ漫画村騒動
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5件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:2041)
合法なんだから名前変えた方が良いと思うんだけど何故わざわざマイナスイメージの名前に寄せてくるのかわからんね。
匿名ハッコウくん(ID:2037)
まあ、非合法な漫画村はデカイ顔してうんちゃら言える立場じゃねーんだから黙ってろよとか思うけど、まあまあ、良いんじゃね?
コバやsh
そういうサイトが欲しかった。
各オンラインショップの無料立ち読みまですぐに行ける情報集約サイトが。