【オタク女子会】CLANNADは人生なのか？ 女子からみたKeyアニメの魅力

自分もヒロインになりたい？

みさみさ　でもたしかに、クラナドの世界の渚になりたいかって言ったら、なりたくない……。朋也が迫ってきたとして、うーん……（笑）。

さとりか　それって「朋也は嫌」ってことですか？

みさみさ　嫌じゃないけど、仕事の姿勢に共感ができるかと言われると難しい……でしょう？

さとりか　堅実！

ねりま　現実的だ……！　さとりかさんは……？

さとりか　春原……（笑）。

みさみさ　春原って就職どうなるんでしたっけ？

ねりま　地元で就職した感じだけど、職種までは明言されてないのかな。

さとりか　……いいじゃないですか！

ねりま　いいですね（笑）。

みさみさ　うーん、私はことみちゃんと結婚したいです！

一ノ瀬ことみ CV.能登麻美子

主人公の同級生で、学年トップの秀才。でも、授業に出ずに図書室で本を読んでいることが多い。ちょっと浮世離れしていて、会話が噛み合わないこともある。

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さとりか＆ねりま　ええ……！？　めんどくさそう……！

みさみさ　私はああいう人がいい……！

ねりま　私は杏ちゃんと結婚したいです。保育士さんになって……。

みさみさ　絶対幸せ（笑）。ことみちゃんは研究員ですよ！

ねりま　いやっ、会話がちょっとおぼつかない感じがあります！

さとりか　恐る恐る（笑）。

ねりま　智代とのルートは独立してありますよね、「智代アフター」。

さとりか　でも智代は暴力的だから……。

みさみさ　友利奈緒ちゃんも暴力的ですもんね（笑）。おしとやかなタイプが好きですか？

さとりか　なんか三次元に置き換えちゃうんですよね。

ねりま　そういう意味では、杏はやっぱり三次元にいても友達としていいなって思います。

みさみさ　ほんと幸せになってほしい！　祈ってる！

さとりか　一番アニメのヒロインぽいっていうと杏ちゃんじゃないですか？　それこそ『とらドラ！』とかに出てきそうな。

みさみさ　影の努力をしていて、

さとりか　母性本能がある、みたいな。

みさみさ　一緒に遊んでて楽しいのって杏ちゃんですよね、渚って「大丈夫？」って心配になっちゃう（笑）。

さとりか　好きな人は好きそうですよね、渚ちゃん。

みさみさ　でも渚と出会ったら人生変わりそう。

ねりま　渚のことばっかり考えちゃいそうですね……！　ほっとけない……。

みさみさ　最初の出会いから、ひとりで劇の練習してるところとかでもうズキューン！

ねりま　でもやっぱり私は「渚ちゃんみたいな子を好きな朋也のことを好きな杏」のことが好きになりそうです。

みさみさ　「朋也と付き合わないで俺と付き合おう！」みたいな！（笑）。全部を知って一緒にいたい！　っていう気持ちになりそう。

ねりま　もう、物語を全部知ってる立場の人間からの発言なんですけど（笑）。

みさみさ　夫婦関係としては渚の両親の関係がすごいいいなって思います。今まで弱さを見せなかった早苗さんに、秋生さんが「もう、泣いてもいいんだぞ」って言うシーンで、もう、私も許されたような気持ちになって。

でもやっぱり恋愛なら少女漫画？

ねりま　ギャルゲーって、エロとか抜きにしたら恋愛としておもしろい話も多いですよね？

みさみさ　多分。でもそんなやってないので……少女漫画のほうがいいな、なんだかんだ言って（笑）。

さとりか　恋愛に関しては、女子だったらそうかもしれないです。

ねりま　そっか〜、少女漫画だとどんな作品がお好きですか？

みさみさ　種村有菜さんの作品はすごい好きですね。主人公の女の子が頑張り屋な子が多いじゃないですか。

さとりか　わたしは上田美和さんの『ピーチガール』が好きでした。

みさみさ　意外かも！　ギャルが読んでるマンガっていうイメージが強い！

ねりま　わたしたち、みんな1991年生まれ前後ってことは、読んでる漫画とかめっちゃ被ってますよね。

さとりか　『神風怪盗ジャンヌ』とかですよね！

みさみさ　ジャンヌから入って、前作『イ・オ・ン』も読んで（笑）

──『りぼん』『なかよし』『ちゃお』だと、どれ読んでました？

みさみさ＆ねりま　『りぼん』でした！

さとりか　私は『ちゃお』からの『りぼん』からの『別冊マーガレット』でした。

ねりま　私は『りぼん』のあとは『花とゆめ』（笑）。

みさみさ　私は『少女コミック（現誌名・Sho-Comi）』でした。エロに走った！（笑）。

さとりか　『少コミ』は、ほんと新條まゆさんのイメージが強くて、『快感フレーズ』とか！

みさみさ　まさにそれが「ひゃあ～～」みたいな。高校生になったらもっとちゃんと読もう、って（笑）。

さとりか　そうなりますよね（笑）。

──わたしたち、新條まゆ先生の世代ですよね。水波風南先生の『レンアイ至上主義』もすごい好きでした！

みさみさ　ね～、「きゃ～！　ヤッとるやないか～！」って。

ねりま　私は「少コミ」にいかずに『花とゆめ』だったんですけど、結構ファンタジーが多くて。それこそ高屋奈月先生の『フルーツバスケット』とか。

みさみさ　『花とゆめ』で描かれているのは、快楽ではないですよね。『少コミ』も好きで読んでいましたけど、『フルーツバスケット』大好きですよ！ 何百回読んだかわからない！！ 確かに『花とゆめ』はファンタジー要素がありますよね。

ねりま　Keyの作品って、描かれる恋愛そのものは現実的だけど、それにプラスして、世界観にはちょっと非現実的なファンタジー要素があるっていうのもひとつ特徴だなと思って。

みさみさ　『CLANNAD』でいえば、風子のエピソードだったり……。

さとりか　光の玉がふわっと舞って街と共鳴して……みたいなところも。

ねりま　『花とゆめ』を読んでいた女子からすると、そういう世界観がちょっとファンタジーっぽいっていうところは結構いいなって思ったりするかもしれないです。

『CLANNAD』を観たことのない女性へ

──最後に、『CLANNAD』をまだ観たことのない女性へメッセージがあればお願いします！

みさみさ　ぜひ、私の人生を体験してください！

さとりか　観てください、体験してください、と言いたいです！

ねりま　みなさんも、ぜひ『CLANNAD』でもうひとつの人生を歩んでみてください！　『CLANNAD』は人生！

※記事初出時、一部表記に誤りがございました。読者の皆様および関係各位にお詫び申し上げるとともに、慎んで訂正いたします。