VTuberグループ・あおぎり高校が、10月15日(木)に「運営体制の見直しと今後の活動方針について」と題した声明を公開。
ライブイベントの延期やグループ公式Xの運用ミスなど、相次ぐ運営の不手際を受けて、企画の制作/運用体制やXの管理方法、今後の活動方針などの見直しを行ったと発表した。
また、運用を一時停止していた公式YouTubeチャンネルを10月から順次再開すると予告。一方で、12月末に予定していた音楽イベントは、今回の運営体制見直しなどを踏まえ、開催を中止すると発表している。
ショート動画で存在感を発揮してきたあおぎり高校
あおぎり高校は、「おもしろければ、何でもあり!」を掲げるVTuberグループ。
女性タレントが中心のグループで、ゲーム実況などの定番の活動のみならず、バラエティ企画や「VTuberあるある」をネタにしたショート動画などが人気を博し、存在感を発揮してきた。
2023年には、運営母体が株式会社クリエイトリングから、DLsiteなどを展開するviviONグループへ変更。
以後も同様の活動を続けつつ、viviONが始動した「VHS City」への参画や、姉妹グループ「ゆうぎり高校」デビューなど、横のつながりを広げる取り組みも見せていた。
所属タレントの記念ライブが開催2日前に中止──連続発生した運営の不手際
一方で、直近のあおぎり高校では運営上の不手際が相次いでいた。
9月10日には、所属タレント・千代浦蝶美さんの5周年記念ライブ「5th ANNIVERSARY ~Beyond the Future~」が開催延期に。
イベント開催を2日後に控えたタイミングでの発表は、大きな物議を醸すことになった。
本件において、あおぎり高校側は「役割分担や進行管理、確認・意思決定の体制が十分に整備できていなかった」と、自社の体制に問題があることを明言。
ライブのチケット費用返金だけでなく、ライブ参加のために発生する交通費・宿泊費についても補填対応を行うと発表した上で、9月11日には今後の運営体制の見直しも告知。公式YouTubeアカウントの運用を一時停止していた。
管理体制を明確にし、タレント個人の活動支援へリソース分配
10月15日発表の声明では、運営体制見直しについて、ある程度具体的な対応・方向性が公表された。
■ イベントの制作・進行について
9月に予定しておりましたライブイベントの延期を受け、企画ごとの責任者と担当者の役割を明確にいたしました。あわせて、制作の各段階で準備状況を確認し、問題が生じた際には速やかに責任者へ共有し、判断できる進め方に改め、運用を開始しております。
■ 公式アカウントの運用について
2026年10月4日(日)に、公式Xにおいて外部の投稿を誤ってリポストし、皆さまにご不快な思いをおかけいたしました。これを受けて、公式アカウントの管理方法(利用する端末・権限・投稿前の確認)を見直しました。
■ コンテンツの企画・制作・公開全般について
自由な発想や挑戦を大切にしながら、法令や各プラットフォームの規約を遵守し、権利・安全・プライバシーに配慮したコンテンツの企画・制作・公開を、当社の責任のもとで行ってまいります。
今後は、これらの取り組みを継続し、活動を安定してお届けできる運営体制を整えてまいります。あおぎり高校公式サイトより
また、今後は各タレントごとの個人チャンネル・個人活動に注力することも発表。公式チャンネル側の投稿本数は見直し、これまで公式チャンネルの制作に充てていた人員と時間を、各タレントごとの活動支援に充てていくという。
なお、同声明では所属タレント、viviONおよび社員、関係者などについて、憶測や事実と異なる情報、個人特定につながる画像などが拡散していることにも言及。こうした誹謗中傷につながりかねない情報・画像の掲載や拡散には厳正に対処していくとしている。
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