声優ユニット「スフィア」初主演ドラマ 『おっさんずラブ』脚本家らとコラボ

声優ユニット・スフィア（sphere）が活動10周年を記念して、メンバー主演のドラマ『劇団スフィア』が10月16日（水）よりTOKYO MXで放送決定。番組の主題歌もスフィアが担当する。

ドラマで監督・脚本を手がけるのは5人。『おっさんずラブ』の脚本を手がける徳尾浩司さんら、注目を集める劇作家が、エピソードごとに交代で担当する。

コメディやサスペンス、SFなど、5人それぞれが生み出す様々なジャンルのドラマを、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんのスフィア4人が演じる。

それぞれのストーリーがコンパクトな2話完結となっており、演劇のようなドラマに仕上がったという。放送は10月16日（水）24時から、10月9日（水）には直前スペシャル特番の放送する。


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充電期間を終え10周年を迎えたスフィア

スフィアは、『響け！ユーフォニアム』田中あすか役の寿美菜子さん、『宝石の国』ジェード役の高垣彩陽さん、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』安城鳴子役の戸松遥さん、『シドニアの騎士』科戸瀬イザナ役の豊崎愛生さんからなる声優ユニット。

豊崎さんと寿さんは、アニメ『けいおん！』でそれぞれ平沢唯と琴吹紬を演じ、劇中バンド・放課後ティータイムとしての活動でも知られている。 2009年4月にデビューシングル『Future Stream』をリリース。以降それぞれの声優活動と並行して精力的に活動し、多くのアニメ主題歌を担当した。

2010年にはメジャーデビューからわずか1年7か月で日本武道館でのワンマンライブを実現。翌年には地上波で冠バラエティー番組が、2012年には4人揃って主演したアニメ『夏色キセキ』が放送と、声優ユニットとして目覚ましい活躍を見せていた。 ユニット・個々の活動が充実する中で、2017年からは2年後に迎える10周年に向けて"充電期間"に入ることを発表。音楽活動を休止していた。

そして2019年2月、舞浜アンフィシアターで行われたライブで活動を再開。5月にアニバーサリーアルバム『10s』を、翌月にはニューシングル『best friends』をリリース。充電期間を終え、10周年にふさわしいパワフルさを見せつけてくれた。

パワーアップしたスフィアの新たな挑戦

10周年という節目を迎えたスフィアにとって『劇団スフィア』は新たな挑戦だ。

以前にも2011年の「スフィアクラブ」や2014年の「スフィアのNEVER ENDING PARK!!!!」と冠番組はあったが、いずれもバラエティー番組で4人でのドラマ主演は初めて。

放送に向けて、スフィアのメンバー4人のコメントからもコメントが到着。「手探りと葛藤の中、刺激的な撮影」（高垣さん）、「今までにない新しいスフィア」（戸松さん）など、彼女たちの言葉からも本作が新鮮な試みであったことがうかがえる。

10周年になってもまだトライできる幸せ。
4人だったら頑張れる！
皆様に楽しんでもらえますように☆ 寿美菜子さんコメント

手探りと葛藤の中、刺激的な撮影でした。
スフィアを知る方にも知らない方にも楽しんでいただけますように。 高垣彩陽さんコメント

初挑戦がたくさん詰まっています。
今までにない新しいスフィアを感じてください！ 戸松遥さんコメント

結成10周年の記念の年に、4人でドラマに挑戦させてもらいました。
いろんな顔のスフィアをお楽しみに！ 豊崎愛生さんコメント

『おっさんずラブ』徳尾浩司ら注目の脚本家布陣

ドラマは各監督が1エピソード前後編を2週ずつリレー形式で担当。メンバーは徳尾浩司さんをはじめ、精度の高い会話劇に定評がある岸本鮎佳さん（艶∞ポリス）、TVや映画でも活躍する西条みつとしさん（TAIYO MAGIC FILM）。 そして『全裸監督』にも脚本参加する山田佳奈さん（□字ック）、会話劇から音楽劇まで手がける益山貴司さん（劇団子供鉅人）と、脚本家・演出家として第一線で活躍する個性豊かな面々が集結した。

5者5様の物語とスフィア4人の化学反応が楽しみだ。そしてもちろん、彼女たちが歌う主題歌に関する続報にも期待したい。 (c)2019「劇団スフィア」製作委員会