ヒップホップブームの韓国から、気鋭レーベルが来日公演

韓国のヒップホップレーベル・Hi-Lite Recordsの来日オールスターイベント「HI-Life in Tokyo 2018」が2月12日（月・祝）、渋谷Gladにて開催される。

サポートは、Instagram Storiesメディア「lute」（ルーテ）。

韓国ヒップホップを牽引するHi-Lite Recordsのオールスターイベント

韓国では、2012年に放送されたサバイバルオーディション番組『SHOW ME THE MONEY』をきっかけに、空前のHIP-HOPブームが巻き起こった。

『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』や『フリースタイルダンジョン』をきっかけにラップブームが起きている日本にも通じる現象だが、韓国でもラップを取り入れてメジャーの第一線で常に活躍し続けてきたBIGBANGといったグループの存在も大きい。

日本とは異なる点として、韓国では、音楽チャートの上位にも、ヒップホップ要素を取り入れたアーティストやグループが常連として名前を連ね、国民的なジャンルとなりつつある。

Hi-Lite Recordsは、設立から8年が経つヒップホップレーベル。来日オールスターライブは今回で4度目となる。

設立者であるPaloaltoさんは、ブーム以前の2002年から活動を続け韓国のラップシーンを牽引し続ける存在だ。 2013年の「第11回韓国大衆音楽賞」では、ソロアルバム『Chief Life』が最優秀ラップ＆ヒップホップアルバム部門を受賞。また前述の『SHOW ME THE MONEY』やヒップホップバラエティ番組『ヒップホップの民族』への出演など、表舞台での活動も目立っている。

同年、Hi-Lite Recordsのクルーが集結したコンピレーションアルバム『HI-LIFE』も、韓国ヒップホップ界の大きな音楽賞の一つ「HIPHOPPLAYA Awards」にて「今年のアルバム」と「今年のレーベル」を受賞している。

時にはメジャーシーンにも登場しつつ、自分たちのスタイルを追求し続ける彼らの姿は、韓国のラッパーたちに強い影響力をもたらしてきた。

ソロライブのチケット2000枚が1分で完売するというライブの王者・Huckleberry Pさん。洗練されたイメージで音源の売上レーベルNo.1を誇るReddyさん。エネルギッシュなスタイルで男性ファンからの支持が厚いG2さん。プロデューサー出身ならではの高い芸術性を持つSway Dさん。ミュージシャンやクリエイターから圧倒的に高い評価を受けているYunBさん。

韓国のヒップホップシーンで活躍する彼らが一堂に会する貴重な機会となる。