集英社、縦読み漫画サービス「ジャンプTOON」発表 浅田貴典が編集長に就任

集英社、縦読み漫画サービス「ジャンプTOON」発表 浅田貴典が編集長に就任
集英社、縦読み漫画サービス「ジャンプTOON」発表 浅田貴典が編集長に就任

集英社の縦読み漫画サービス「ジャンプTOON」/画像は公式Twitterから

集英社が、縦読み漫画の配信サービス「ジャンプTOON」を今後リリースすると発表した。

併せて、縦読み漫画の漫画賞「ジャンプTOON AWARD」を開催することも明らかになり、8月31日(木)まで作品を募集。結果は10月初旬に発表される。

「ジャンプTOON」と「少年ジャンプ+」に掲載確約となる漫画賞が開催

「ジャンプTOON AWARD」は、イラストやWebtoonを制作できるアプリ・CLIP STUDIO PAINTが協賛となっている漫画賞。

大賞の受賞者には、賞金100万円と「CLIP STUDIO PAINT EX」の進呈、さらに「ジャンプTOON」での連載確約と「少年ジャンプ+」で受賞作が掲載される権利が確約となる。 審査員には「ジャンプTOON」の編集長であり、『ONE PIECE』『BLEACH』『アイシールド21』などを担当してきた編集者・浅田貴典さんが参加。

「ジャンプTOON」の編集部が求める作品を、以下のようにコメントしている。

「続きが、どうしても気になる作品」、「何回も、繰り返し読みたくなる作品」が読みたいです。ジャンルは何でも構いません。縦読みマンガは日本に限らず、世界中どこでも読まれています。あなたの作品が世界の人たちに読まれるお手伝いをさせてください。みなさまの投稿をお待ちしております。

ジャンプTOON編集部
編集長 浅田貴典

また、『4000年ぶりに帰還した大魔導士』『魔鬼』『盗掘王』などを手掛けてきた株式会社レッドセブンの代表取締役・李泫錫さんが特別審査員となる。

縦読み漫画とは? 韓国発の漫画文化「Webtoon」

縦読み漫画は、韓国発の漫画形式「Webtoon」として注目される分野。国内でも「LINEマンガ」「ピッコマ」をはじめ、漫画プラットフォームの多くで見かけることが増えている。 スマートフォンでの閲覧に特化しており、紙のような明確なページ割が存在せず、縦スクロールで進行していく。古典的な漫画のコマ割りの印象と違い、映像のカット割りのような印象を受けることも多い。

スクロールに合わせて隠されていた全貌が明らかになる演出や、そのスクロールすることによる視線移動を演出に組み込むなど、新たな漫画の表現手法としても注目されている。

一方では国内では、漫画雑誌やコミックスへの親密度が高く、世間的な認知度は若年層を中心にまずまずといったところ。漫画界の雄「ジャンプ」の参入で、さらなる発展が期待される。

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集英社の参入で激変しそうな縦読み漫画

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