漫画『ハイパーインフレーション』あと4話で完結 全話無料公開でまだ間に合う!

漫画『ハイパーインフレーション』あと4話で完結 全話無料公開でまだ間に合う!
漫画『ハイパーインフレーション』あと4話で完結 全話無料公開でまだ間に合う!

『ハイパーインフレーション』単行本/画像はAmazonより

住吉九さんが『少年ジャンプ+』で連載中の漫画『ハイパーインフレーション』が、あと4話で完結すると1月20日に発表された。

『少年ジャンプ+』と作品公式Twitterには、特別イラストとともに住吉九さんからの「この4話のためにここまできました」「最後までおつきあいいただけるとうれしいです!!」というメッセージが投稿(外部リンク)。

また、完結間近ということもあり、1月20日(金)から2月17日(金)まで『少年ジャンプ+』で全話無料公開されている。

偽札で巨大な帝国と戦う『ハイパーインフレーション』

『ハイパーインフレーション』は、姉を誘拐され、自身も奴隷として売られそうになった少年・ルークが元凶であるヴィクトニア帝国と戦う物語。

ガブール人という種族の出身であるルークは、ピンチに陥った際に神と邂逅。体から「印刷された通し番号が全て同じであること以外本物と見分けのつかない完璧な偽札」を出すという能力を授かり、それを用いて戦っていく。

作中では、帝国経済を混乱に陥れるべく大量の偽札を流通させ、タイトル通りハイパーインフレーションを起こそうとするルーク、自身の利益のためにルークを後押しする奴隷商・グレシャム、ルークの秘密を探りつつ帝国を守ろうとする男・レジャットの3陣営が高度な頭脳戦を繰り広げる。

超能力と奇行が生む謎の説得力

『ハイパーインフレーション』最大の魅力は、読者を引き込む飛躍力だろう。

本作では、偽札によって経済の混乱が起こる仕組みや偽札の製造・判別方法などが非常に細かく描写されており、ともすれば小難しくもある。

しかし、ただ小難しいだけの作品では決してない。

あくまでもロジックの部分は丁寧に描きつつ、「そんなことが実際に可能なのか?」というリアリティの壁を、超能力やパンチの効いたキャラクターの奇行で突き破っていく。

その飛躍力があるからこそ、難しいだけでなくワクワクできるし、「次は何をしでかしてくれるんだ?」と物語に引き込まれていく。

今ならまだ、この作品の持つ強烈な流れに乗れる。無料公開もされているので、まだ読んでないという人はぜひチェックしてみてほしい。

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