怪獣8号、パリに現る フランス国立図書館で約50mの幕が公開

怪獣8号、パリに現る フランス国立図書館で約50mの幕が公開
怪獣8号、パリに現る フランス国立図書館で約50mの幕が公開

フランス国会図書館に現れた巨大な『怪獣8号』

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POPなポイントを3行で

  • フランスで漫画『怪獣8号』の第1巻が発売
  • クランチロール傘下のKAZÉが国立図書館で展示
  • 図書館の窓際を『怪獣8号』がジャック
10月6日、フランスで松本直也さんの漫画『怪獣8号』の第1巻が発売された。

これを記念して、クランチロール傘下のレーベル・KAZÉが、パリのフランス国立図書館で10月15日(金)まで『怪獣8号』の展示を行っている。

併せて図書館の最上階から下階にかけた窓際に、高さ45メートル、幅46メートルになる幕がかけられており、内外を『怪獣8号』でジャックするキャンペーンが実施中だ。 【画像5点】パリの各地で観測された巨大な『怪獣8号』

「次にくるマンガ大賞2021」で栄冠の『怪獣8号』

松本直也さん原作の『怪獣8号』は、集英社『少年ジャンプ+』で連載中の漫画作品。

ニコニコとダ・ヴィンチが主催する「次にくるマンガ大賞2021」のWeb部門で大賞に輝いたいま注目の話題作だ。

日本では現在4巻まで発売されているが、フランスでは10月6日に第1巻が発売されたばかり。 初版25万部が予定されており、『怪獣8号』の認知を促進するためKAZÉによるフランス国立図書館での企画が行われた。

またKAZÉは、9月27日に集英社が提供するマンガアプリ「MANGA Plus by SHUEISHA」フランス語版の開始にあたり、次の3作品をライセンス提供すると発表している。

『怪獣8号』
『マッシュル-MASHLE-』
『ブラッククローバー』

政府の後押しもあり好調、フランスの漫画市場

現在フランスの漫画市場は好調で、現地メディアのBFMTV、ル・エコー紙によると、フランスで現在購入されたコミックスのうち、2冊に1冊が漫画となっているという。

GFK社の調査では、フランスの漫画市場は2020年上期と比較して2021年上期は売り上げが125%増加、部数は130%伸びているとの結果もある。

フランス政府によるカルチャーパス施策の後押しもあり各社重版が続いており、『怪獣8号』のような新作だけでなく過去の作品にも注目が集まっているようだ。

要注目のジャンプ作品

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