朝倉未来、格闘技引退を撤回 涙ながらに「必ず強い姿を見せたいと思っている」

引退宣言を撤回した朝倉未来さん

総合格闘家/YouTuber/実業家の朝倉未来さんが11月21日、自身のYouTubeを更新し、引退宣言を撤回した。

朝倉未来さんは11月19日、立ち技格闘技の大会「FIGHT CLUB」でYA-MAN選手に敗北した直後、脳震盪によって記憶が曖昧な状態で引退を宣言。 しかし、新たに投稿した動画の中では引退を撤回。

「こんなダサい終わり方でいいのか?」「休養して、自分の気持ちで試合がしたいって思う時まで休憩させてほしい」「絶対に強い姿、見せるので……必ず戻ってきます」と涙ながらに語った。

現在の格闘技人気を牽引してきた朝倉未来選手

朝倉未来さんは、総合格闘技イベント「RIZIN」を主戦場に戦う総合格闘家。

弟の朝倉海さんと共に「RIZIN」でデビュー以降連勝し、現在の格闘技人気の火付け役となった。
Full Fight | 朝倉未来 vs. ルイス・グスタボ
YouTube活動も成功し、チャンネル登録者数は330万人。現在は自身で格闘番組「BreakingDown」を主宰するなど、格闘家だけではない多面的な活動を行っている。

しかし、近年はクレベル・コイケ選手、ヴガール・ケラモフ選手といったトップファイターに敗北。

「格闘技に専念したほうが良い」という関係者やファンの声も大きくなる中で、11月19日、国内選手のYA-MAN選手に敗北を喫することとなった。

朝倉未来さんは、かねてより「30歳になったら格闘技を辞める」「負けたら引退する」といった旨の発言を繰り返しており、今回のYA-MAN選手との試合による敗北は、格闘技関係者も心配する声が大きかった。

「格闘技の朝倉未来だけが観たい人は、チャンネル登録を外してもらってかまわない」

自身の多面的な活動について、朝倉未来さんは今回の動画の中で「格闘技はもちろん好きだけど、何が一番楽しいのかって聞かれると人々を楽しませたりとか、人の人生を良い方向に変えるということが、一番喜びを感じる」と説明。

ファンからの「もっと練習しろ」といった声や、自身の「試合をしなきゃ」という焦る気持ちについて、ストレスや精神的な重荷を感じていることを明かした。

格闘家としての自分はあくまで一面に過ぎないとしつつも、「自分自身、こんな負け方で終わりたくない」「血反吐を吐くような練習をして、必ず強い姿をみせたいと思っている」として、涙ながらに格闘家引退を撤回。

しかし、心身のダメージから、3~5カ月程度の休養が必要だという。

朝倉未来さんは、「格闘技の朝倉未来だけが観たい人は、チャンネル登録を外してもらってかまわない」とも発言。

格闘家は試合に敗北すると厳しい声を浴びせられることが多い。普段の闊達な朝倉未来さんの印象とは異なる、言葉を慎重に選んで自身の想いを伝える姿に、多くの格闘技関係者も応援のコメントをおくっている。

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