「皆んなさ、おれは全然いいんだけどまだ早いと思うけど大丈夫そう?」
「来年やった方がいいならやるよ」
格闘技大会「RIZIN」ファンの間では、朝倉未来さんと平本蓮さんはかねてより犬猿の仲として知られており、TwitterやYouTubeなどで度々過激な舌戦を繰り広げていた両者。皆んなさ、おれは全然いいんだけどまだ早いと思うけど大丈夫そう?
— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) November 7, 2022
来年やった方がいいならやるよ👍
ただし、平本蓮さんがMMA(総合格闘技)をはじめてまだ間もないことから、戦績や実力差はかけ離れており、その対戦の実現はまだ難しいと思われていた。
平本蓮選手の大番狂わせで事態が急変
事態が動いたのは、11月6日に開催された大会「RIZIN_LANDMARK4」。格闘家や関係者、ファンらの事前予想に反し、平本蓮さんが強豪として知られる弥益ドミネーター聡志選手を圧倒。唯一無二ともいえる打撃の切れ味で格上であるドミネーター選手から幾度となくダウンを奪い、課題とされていたテイクダウンディフェンスの向上も見せつけ、MMAファイターとしてのレベルアップは一目瞭然だった。本当に皆さんのおかげで勝てました
— 平本蓮 REN HIRAMOTO(24) (@REN_MMA) November 6, 2022
平本蓮強くなってるでしょ
そしてドミネーターさんありがとうございました
素人の喧嘩じゃない、これが格闘技だ。#平本蓮#RIZIN_LANDMARK4 pic.twitter.com/TY9YTpkk5X
年末大会への出場辞退を宣言している朝倉未来選手
朝倉未来さんは、9月25日に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニア選手とのエキシビジョンマッチにより、ダウンからの10カウントによるKO負けを喫している。現在、その際のダメージがまだ残っているとしており、頭痛を理由に年末・大晦日に開催予定の「RIZIN」には出場しないことを明かしている。
年末には「RIZIN」と、北米の強豪格闘技団体「ベラトール」のトップ選手たちを招いての対抗戦が行われることが決定しており、以前より「ベラトール」のパトリシオ・ピットブル選手やAJ・マッキー選手にも「負ける気がしない」と豪語していた朝倉未来選手の参戦も強く期待されていた。先に言っておきますが、大晦日は出ません
— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) October 25, 2022
頭がまだ痛いのと、準備期間が短すぎるので大事をとって。
来年に備えます👍
※この点について、頭部や脳へのダメージは後遺症等が深刻になるケースがあり、試合を無理強いさせるべきではないと筆者は考えている。
平本蓮さんとの対戦はかねてより双方のファンから熱望される一戦。実現すれば現在の批判を巻き返す一手にもなりそうだ。
0件のコメント