任天堂「ゼルダの伝説」実写映画化 マーベル・スタジオ創設者と共同プロデュース

任天堂「ゼルダの伝説」実写映画化 マーベル・スタジオ創設者と共同プロデュース
任天堂「ゼルダの伝説」実写映画化 マーベル・スタジオ創設者と共同プロデュース

5月に発売されたシリーズ最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』/画像は任天堂の公式サイトより

任天堂のゲーム「ゼルダの伝説」シリーズの実写映画化が発表された。

制作は任天堂とArad Productions Inc.。監督はSFミステリー映画「メイズ・ランナー」シリーズを手掛けたウェス・ボール(Wes Ball)さん。

プロデューサーは任天堂代表取締役フェローの宮本茂さんと、Arad Productions Inc.の代表アヴィ・アラッド(Avi Arad)さんが共同で担当する。

今回の発表に際し、宮本茂さんはXにて「任天堂自ら制作に深く関与して正式に開発をスタートしました。完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」とコメントを寄せた。

任天堂を代表するアクションアドベンチャー「ゼルダの伝説」

「ゼルダの伝説」シリーズは、1986年の第一作『ゼルダの伝説』から35年以上続くアクションアドベンチャーゲーム。任天堂を代表するIPのひとつ。

2023年5月には最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が発売。任天堂の第1四半期の決算には、累計販売本数が1851万本に達したことが明らかになっている。

「スパイダーマン」映画を担当した制作会社が「ゼルダ」を映画化

今回の「ゼルダの伝説」の実写映画化には、制作費の50%以上を任天堂が出資。全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が担当する。

Arad Productions Inc.は「スパイダーマン」シリーズの実写映画のほか、「アイアンマン」や「ヴェノム」をはじめとする数々のマーベル作品を手がけた映画プロダクション。

これ以外にも、アカデミー賞を受賞したアニメ作品である『スパイダーマン:スパイダーバース』も手がけている。なお、代表のアヴィ・アラッドさんは、マーベル・スタジオの創設者としても知られている。

映画『マリオ』に続くヒットとなるか?

任天堂の映画としては、「マリオ」シリーズを題材にした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が4月に公開。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』最終トレーラー(吹替版)
10月には国内興行収入140億円、総動員数が980万人と大ヒットを記録をしている。

今回の発表でも、任天堂は「IPの映像化を自ら手がけることで、ゲーム専用機とは異なる経路で、世界中の皆様に任天堂が培ったエンターテインメントの世界に触れていただく機会を創出しています」と言及。 同じく「娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります」とコメントしている。

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