Webマンガ部門の期待ランキングベスト3
1位：『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
筆者の個人的な、最近Twitterを見ていてタイムラインに流れてくる漫画ランキング堂々の1位でもある同作。
疲れたサラリーマンである主人公・佐々木と、彼の行きつけのスーパーの店員・田山さんの交流を描いています。
それぞれのキャラクターの造形が素晴らしく、タバコを介したちょっと大人な雰囲気のコミュニケーションもあって、高い人気を得ています。
各話10万前後のいいねがついており、Twitterでも積極的に拡散されているため、購買の絡まない読者投票ではかなり有利だと思います。
2位：『ドキュンサーガ』
『ドキュンサーガ』／画像はAmazonから
ファンタジックな世界でDQN的な傍若無人の強さを持つ勇者・モッコスが魔王討伐に向かうことから始まる同作。
実は『ドキュンサーガ』の世界には、モッコスたちは知らない、隠された人種の対立と迫害の歴史があり、魔王たちが語る長大な過去編は必見です。
『ドキュンサーガ』は特にその過去編の人気が高く、ネット上にはコアなファンも多数。さらに、最近その過去編が終了し、新たな物語が動き出しているため、さらなる盛り上がりが期待できます。
3位：『スシシスターハンター』
最後に見逃せないのが、ライター／バーチャルYouTuberのマシーナリーとも子さんが「ジャンプルーキー！」にて連載している『スシシスターハンター』です。同作は、日本で生まれた吸血鬼と戦う、寿司屋でシスターでハンターな主人公の戦いを描くもの。日本の吸血鬼はキリスト教徒ではないため、十字架は聞かず、日本人の信仰が厚い白米（シャリ）を粗末にされると苦しむという妙に説得力のある設定が特徴的です。
作者のマシーナリーとも子さんは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の池袋晶葉を応援するためにバーチャルYouTuberになったという特殊な経歴を持つ人。
マシーナリーとも子さんのチャンネルには独自の世界観を持ったキャラクターとしてのマシーナリーとも子や仲間たちの物語が投稿されており、熱心なファンも多いです。
そういったファンたちは、『シンデレラガールズ』の池袋晶葉を人気投票で上位にするための”票田”と呼ばれており、今回も『スシシスターハンター』にも投票することが予想されます。
「次に来るマンガ大賞」では、2018年にも『錦田警部はどろぼうがお好き』がコミックス部門の3位にランクインしたことがあります。
そういった先行事例もあるため、『スシシスターハンター』も動向が見逃せません。
無料公開も増える投票期間、いろいろな作品に触れてみよう
これまで、筆者が個人的に今回上位を取りそうだと思う作品を発表してきました。とはいえ、このランキング通りの結果になるかは全くわかりません。
近年では、各社がこういったタイミングで作品の無料公開を行うことが多く、休日などのタイミングで読んだファンがコメントを投稿することで注目が集まるというケースも少なくないからです。
無料公開が盛んにおこなわれることは、これまで読んだことがなかった作品と出会ういい機会になると思うので、好きな作品に投票しつつ、いろいろな作品を調べてみるのはどうでしょうか？
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