僕のヒーローアカデミア
ぼくのひーろーあかでみあ
週刊「少年ジャンプ」(集英社刊)で連載中の、堀越耕平さんによるアクションコミック。まだ既巻6巻にも関わらずTVアニメ化も発表され、読者はアニメ化を喜ぶ一方で、「さすがに早すぎるのではないか」という懸念の声も噴出している。
『僕のヒーローアカデミア』とは?
2014年から、堀越耕平さんによって週刊「少年ジャンプ」で連載されている、アクションコミック。
作者は、もともと『逢魔ヶ刻動物園』や『戦星のバルジ』を同誌で連載していたが、連載は鳴かず飛ばずのうちに終了。
そこで、満を持して連載開始した『僕のヒーローアカデミア』が大ヒット。
アメコミ調の作画で描かれる個性的なヒーロー、力だけではない各人の能力を活かした創意工夫あふれるバトル描写、そして一見臆病で弱っちく見える主人公が勇敢に悪と立ち向かう王道少年マンガ展開。
すべてが噛み合って、今最も注目を集める少年マンガの一つに数えられている。
『僕のヒーローアカデミア』は、ダ・ヴィンチとniconico主催の「次にくるマンガ大賞 2015」では、「これから売れて欲しいマンガ」部門の第1位に選ばれている。
アニメ化の発表、読者の懸念
2015年11月には、放送時期は未定ながら、『僕のヒーローアカデミア』TVアニメ化も発表された。
監督は、『ガンダムビルドファイターズ』監督や『血界戦線』絵コンテなどを手がけた長崎健司、シリーズ構成は、同じく『ガンダムビルドファイターズ』や『ハチミツとクローバー』のシリーズ構成を手がけてきた黒田洋介、そしてキャラクターデザインは、『おジャ魔女どれみ』シリーズのキャラクターコンセプトデザインなどで知られるベテラン・馬越嘉彦がつとめる。アニメーション制作はボンズだ。
まだ既巻6巻にも関わらずTVアニメ化も発表され、読者はアニメ化を喜ぶ一方で、「さすがに早すぎるのではないか」という懸念の声も噴出している。
ただし、ネット上で検証されている通り、同じジャンプ作品の『HUNTER×HUNTER』(1999年版)が54話で、『ワールドトリガー』が62話で、『バクマン。』が66話でアニメ化発表された事例を鑑みれば、65話でアニメ化が発表された『僕のヒーローアカデミア』も「アニメ化発表が早い方」であるのは間違いないが、異例の早さというわけではない。
いずれにしろ、どの規模の尺でやるのか(深夜帯の限定話数でやるのか、朝か夕方のロングスパン放送でやるのか)などによって、読者が心配している懸念点の一つである「原作に追いついてしまう」あるいは「アニメの影響で原作が本来あるべき形から歪んでしまう」可能性も否めないのもまた事実である。
上記のような背景から、良くも悪くもアニメ化がにわかに注目を集めている。
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