プロゲーミングチームDFM、ハラスメント被害者のtol2選手と合意解約

プロゲーミングチームDFM、ハラスメント被害者のtol2選手と合意解約
プロゲーミングチームDFM、ハラスメント被害者のtol2選手と合意解約

tol2選手/画像はDetonatioN FocusMeの公式サイトのもの。現在は、メンバー一覧から削除されている。

プロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)が、『League of Legends(LoL)』部門に関する声明を8月16日に発表。tol2選手との選手契約を合意解約に至ったと報告した。

DFMとtol2選手は7月6日、tol2選手がハラスメント被害を受けていたことをX(旧Twitter)で報告。

DFMはその加害者になったKazuヘッドコーチ、Cerosコーチとの契約を解除し、tol2選手と第三者を含む話し合いのもとで今後の活動について協議していた。

コーチが選手へのハラスメントで契約解除に

騒動の発端となったのは7月6日。tol2選手が、Xにてコーチ陣に普段から人格否定や恫喝をされていることや、春には適応障害の診断を受けたことをカミングアウトしたことから始まる。

これを受けてDFMは翌7月7日に「Kazuコーチ、Cerosコーチの2名による恫喝や人格を否定されたと捉えられる発言があったことは事実」と声明を発表。 両コーチの契約解除と、監督責任を負う梅崎伸幸CEOについて1年間の役員報酬の50%減額を決定していた。

今回の合意解約でtol2選手は『LoL』部門のロースター(大会に登録されたメンバー)より外れることに。チームの今後の方針や、tol2選手の今後の活動については、決まり次第追って知らせるという。

再発防止策も発表 「全社を挙げてハラスメント行為を根絶」

なお今回、DFMは「ハラスメント行為の再発防止策」についても併せて声明を発表。

その中で、「全選手・ストリーマー・コーチに対するハラスメント行為のアンケート調査実施」「全選手・ストリーマー・コーチに対するハラスメント行為のアンケート調査実施」「GameWith コンプライアンス委員会と第三者機関による相談窓口の設立」といった再発防止策を挙げた。

声明の最後は「弊社はこのような事態を引き起こしてしまったことを深く反省するとともに、全社を挙げてハラスメント行為の根絶に取り組んでまいります」と言う言葉で締めくくられている。
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