もっとも大きな発表は今までPCのみで配信されていた『LoL』のスマホ/家庭用ゲーム機向けバージョン『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』の2020年リリースだ。
この他にも世界観を生かしたデジタルトレーディングカードゲームのリリース予定、格闘ゲームやFPSの開発、アニメ化などが告知されている。
10周年を迎えたe-Sportsタイトル『LoL』
『LoL』は、プレイヤーが5vs5の2チームに分かれ、味方と協力しながら敵チームの本拠地破壊を目指すMOBA(Multiplayer online battle arena)と呼ばれる、e-Sportsを牽引するジャンルのゲーム。約1億人が視聴するイベントとして注目を集める他、ゲームプレイ以外にもキャラクターごとの背景や世界観、クオリティーの高い映像や音楽などが多くのファンを獲得している。
発表されたゲーム画面からは『LoL』にはお馴染みのキャラクターたちが作中の舞台・サモナーズリフトで戦闘を繰り広げる様子が確認できる。一方、操作面やキャラクターのスキルなどはスマホやゲーム機向けに調整されていることも分かる。
配信はスマホ版が2020年末を予定、家庭用ゲーム機版はそれに続く形となる。
『LoL』のようなMOBAジャンルはスマホゲームとして人気が高く『王者栄耀』や『非人類学園 -Extraordinary Ones-』といったタイトルがひしめく激戦区だ。『LoL』の参入はスマホMOBAジャンルに大きな影響を与えるだろう。
人気ゲームモードもスマホへ移植
『LoL』のゲームモードの一つ『Team Fight Tactics』のスマホ移植も発表されている。こちらは今年になって盛り上がりを見せる『オートチェス』ライクなゲームモード。TFTにモバイル版がまもなく登場!https://t.co/z09mJjJ2k1
— リーグ・オブ・レジェンド (@LoLJPOfficial) October 16, 2019
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『LoL』に登場するキャラクターで麻雀のように役を揃えてキャラクター同士のシナジーを発揮し、チェスのような盤面に配置すると自動で戦闘がおこなわれる戦略シミュレーションだ。
配信はPC版のプレイヤーとも対戦できるクロスプレイ対応で、2020年初頭の予定となっている。
カードゲーム、格ゲー、FPSも開発中
『レジェンド・オブ・ルーンテラ』は『LoL』の世界観を生かしたデジタルトレーディングカードゲーム。公開された動画からはカードゲームとしてのルールだけでなく、『LoL』の世界「ルーンテラ」の様子がカードごとの能力やフレーバーテキストから読み取れる。
キャラクターのセリフや公式サイトのストーリー、短編小説で熱心なファンを獲得してきた「ルーンテラ」の世界観にも注目だ。
こちらもPC/スマホのクロスプレイ対応で2020年内のリリースを予定している。
長らく『LoL』のみの開発運営に力を入れてきたライアットゲームズ。コミュニティでは10周年でようやくライアットゲーム「ズ」になったと祝福する声も上がっている。
盛りだくさんの発表にプレイヤーからは嬉しい悲鳴が聞こえてきている。
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