宮崎駿の新作『君たちはどう生きるか』2023年7月公開 10年ぶりの長編アニメ

宮崎駿の新作『君たちはどう生きるか』2023年7月公開 10年ぶりの長編アニメ
宮崎駿の新作『君たちはどう生きるか』2023年7月公開 10年ぶりの長編アニメ

宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』/画像はスタジオジブリ公式Twitterより

スタジオジブリが製作する宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』が、2023年7月14日(金)に公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。

宮崎駿監督は興行収入120億円を記録した『風立ちぬ』(2013年)を最後に引退を表明。しかし4年後の2017年に引退を撤回し、新作長編アニメーション映画を制作していた。

映画『君たちはどう生きるか』で宮崎駿監督は原作・脚本も担当。スタッフやキャスト、ストーリーなどの詳細は明らかになっていない。

宮崎駿監督、引退撤回を経て10年ぶりの新作

宮崎駿監督/画像はスタジオジブリ公式Twitterより

『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督が手がける長編としては、2013年の『風立ちぬ』以来およそ10年ぶりとなるアニメーション映画。

宮崎駿監督は『風立ちぬ』公開後、長編アニメ映画の制作から引退を発表。一方で、三鷹の森ジブリ美術館用の短編CGアニメ『毛虫のボロ』では、若手スタッフとともに、CG技術を取り入れた制作に取り組んでいた。

そうした中で2017年2月、米国のアカデミー賞関連のイベントに出席したスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーが、前年7月に長編映画の企画書を宮崎駿監督から渡され、同年末に絵コンテを見せられたとコメント。事実上の引退撤回が明らかになっていた。

スタジオジブリの夏映画は2014年以来

2017年5月には、スタジオジブリが公式サイトで、宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画に向けた制作スタッフを募集外部リンク)。当時の発表によれば、『風立ちぬ』公開以降の4年間で旧来の仲間を何人も亡くした宮崎駿監督は「自分自身の終焉に関してより深く考える日々が続いた」という。

撤回の決断にあたっては、「つくるに値する題材を見出したからにほかなりません」という力強い言葉に続いて、「年齢的には、今度こそ、本当に最後の監督作品になるでしょう」と結んでいた。

なお、スタジオジブリの長編アニメーション映画が夏に公開されるのは、2021年の『アーヤと魔女』以来。

同作は劇場公開に先駆けてTV放送されており、純粋な劇場アニメとしては、2014年に公開された米林宏昌監督の『思い出のマーニー』以来となる(3か国合作の『レッドタートル ある島の物語』は除く)。

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

スタジオジブリ関連記事

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

アニメ・漫画の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ