ホビージャパン、VRChat社とパートナーシップ契約締結 VR事業をさらに拡大

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ホビージャパン、VRChat社とパートナーシップ契約締結 VR事業をさらに拡大
ホビージャパン、VRChat社とパートナーシップ契約締結 VR事業をさらに拡大

株式会社ホビージャパン

株式会社ホビージャパンが10月2日(月)、ソーシャルVR・VRChatを運営する米VRChat社とのパートナーシップ契約締結を発表した。

2021年からVRChatで様々なコンテンツを展開してきた同社は、今後パートナー企業として、メタバース参入を考えるホビー企業をサポート。

VR分野で活躍するクリエイターの支援にも取り組み、「ホビー・メタバース経済圏の活性化」と「ユーザーへの新たなホビー体験の提供」を目指す。 執筆:浅田カズラ

ホビー×VRの可能性を広げる、ホビージャパンの挑戦

創業より50年を迎える老舗ホビー企業・ホビージャパンは、直近はメタバース領域へも注力。

2021年にVR空間のインディーゲーム見本市「GameVketZero」へ出展。2023年4月にVR事業に取り組むホビージャパンVR部を設立。

VRChat上に公式ワールド・ホビージャパン駅前商店街や、ボードゲーム『エスペライゼーション』をプレイできるワールド・Esperaization Caveを公開している。
『ホビージャパン駅前商店街』オープン記念イベント生配信
ホビージャパンが手掛けるVRChatのコンテンツは、さわって楽しめることを重視しているのが大きな特徴だ。

最初のコンテンツであるホビージャパン駅前商店街には、簡易版ながら実際にプレイできる『エスペライゼーション』のセットや、自分の手で組み立てられる「お店のプラモデル」など、遊び心のある仕掛けであふれている。 また、これらの公式コンテンツを活用した、自社主導のユーザー参加型イベントにも注力している。

Esperaization Cave公開時には、社員自らガイドとして参加する体験プレイイベントを開催。制作したコンテンツを放置せず、ソーシャルVRを軸にしたホビー分野の開拓を泥臭く続けている企業である。

日本企業とVRChat社のパートナーシップ契約が続く

日本国内では、2023年に入ってから米VRChat社とのパートナーシップ契約締結の流れが加速している。

VRゲーム企業のMyDearest株式会社や、コミッションプラットフォーム・Skeb運営の株式会社スケブ、映像制作のイアリンジャパンなど、幅広い分野の企業がVRChatへの進出準備を進めている状況だ。 パートナーシップ契約によって得られる恩恵は、有料イベント開催許可や広告出稿など、商用利用に大きく関わるものが多い。

ホビージャパンがパートナーシップ契約によって具体的にどのような展開を仕掛けるかは不明だが、VRChat社CEOのGraham Gaylor氏は「ホビー分野の新たな可能性を追求するためのプラットフォームとして選ばれたことを嬉しく思います。実りあるパートナーシップを楽しみにしています」とコメントしており、その進出を歓迎しているようだ。

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