『まなび石と自由帳』は、脚本から制作まで全ての工程をみずみずナマズさんが担当するインディーアニメーション映画。
現在、予告編第1弾と監督挨拶・メイキング動画が公開中。クラウドファンディングは9月30日(土)までを予定している(外部リンク)。 【画像】公開された『まなび石と自由帳』カット
「私はなぜ創るのか」を問う映画
8ヶ月間で20分の本編を制作し、その後ミニシアターでの劇場公開を目指している。
本作は「私はなぜ創るのか」が重要なテーマとされ、ものづくりをする人たちや、その作品を楽しむ人たちに見てもらいたい映画であるという。
みずみずナマズさんは「個人が創る作品が、制作会社の作る商業作品と同じフィールドでも通用することを証明したい」とし、インディーアニメーション発展への想いを明かしている。
目標金額180万円のクラウドファンディング
プロジェクトの目標金額は180万円。商業作品と同じフィールドでも通用することを証明するために、そして金銭的な理由で妥協しないために、みずみずナマズさんにとっても大きな金額を設定したという。
なお、アルバイトやスポンサーの獲得でも資金調達に動いているとのことだ。
クラウドファンディングの支援金は、BOOSTERの手数料およびリターンの準備費を除き、全て映画の上映費・PR費・製作費に充てられる。
支援プランは全9コースで、設定資料集や原画集のプレゼントのほか、本編出演権などが用意されている。
『まなび石と自由帳』作品紹介
本作は舞台設定を神奈川県真鶴町をモチーフにしており、真鶴町の懐かしさを感じる街並みと自然、表情豊かな海が調和した、独自の魅力を感じられる。あらすじ
大きな海を臨む石の町、真鶴町。ある日この街に流れ着いた小さな石は、人の願いを学習し具現化する不思議な力を持っていた。
不思議な石は「まなび石」と名付けられ、人々が願うたびに街は豊かになっていく。
石は願いを受けるたびに少しずつ大きくなっていった。
今では建物ほどの大きさになった石が真鶴の沖に祀られている。
願いを具現化する石が存在する街で、それでもなお自らの手で絵を
描き続ける1人の少女「唯依(ゆい)」。
学校にも家にも居場所のない唯依は、まなび石に「あること」を望む…
現在明らかになっている登場人物は3人。
学校や家庭に居場所がなく、絵を描くことが唯一の取り柄の12歳の少女・宮本唯依が主人公となる。 また、唯依と瓜ふたつでありながら、勉強や運動が得意で人間関係も良好な少女・宮本逢依や、本作のカギを握る「まなび石」まで人を運ぶ渡し守の立ち絵が公開されている。
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