若年層を中心に利用されているショート音楽動画系SNS「
Tik Tok」が、ワーナーミュージック・グループ及びJASRACとコンテンツに関するパートナーシップを結んだ。
あのパリピ広告「Tik Tok」がJASRACと契約
YouTubeなどで、中高生が音楽にあわせて口パクではしゃぐ「Tik Tok」の動画広告を目にしたことはないだろうか?
「
パリピ広告」と揶揄されたりもするものの、美少女やイケメンが多く、人気番組「ラストアイドル」で活躍する西村歩乃果さんの「Tik Tok」動画が可愛いと話題を呼んだりと、「Tik Toker」なるユーザーを生み出している。
アプリ自体は、音楽をつけて手軽にリップシンク動画を作成・投稿できるというもの。音楽レーベルや音楽著作権管理団体との提携によって、今後さらに利用の幅を拡大していく。
同時に、「Tik Tok」運営元のBytedance株式会社は、同じく音楽動画作成アプリ「Musical.ly」と「Tik Tok」を、
今後数ヶ月の間に統合していくと発表している。
中国大手IT企業である同社は、統合の背景として、近年のモバイルアプリ市場におけるショートビデオ需要の急速な高まりを挙げている。
「Tik Tok」は今後、最新のAIアルゴリズムによってパーソナライズされた「コンテンツ推薦」や「体の動き認識」、「ヘアカラーフィルター」など、多彩な機能を追加・強化し、クリエイターを支援していく、とした。
にいみなお
執筆
/ KAI-YOU.net Chief Editor
1987年生まれ。ポップポータルメディアのサブスクリプションサービス「KAI-YOU Premium」編集長/株式会社カイユウ取締役副社長 。
ポップリサーチャーとして、アニメ、マンガ、音楽、ネットカルチャーを中心に、雑誌編集からイベントの企画・運営など「メディア」を横断しながらポップを探求中。
0件のコメント