『この世界の片隅に』Netflixで配信 片渕監督「たんぽぽの綿毛のような作品」

動画『この世界の片隅に』予告篇

POPなポイントを3行で

  • 『この世界の片隅に』がNetflixで配信
  • 世界各国でも高い評価を受けた作品
  • 「Anime Japan2018」主演のんが登場
Netflixは、アニメ映画『この世界の片隅に』を、3月15日(木)から日本やアメリカ、カナダなどで一部の国と地域で配信する。

さらに、国内最大規模のアニメの祭典「AnimeJapan 2018」に主人公・すず役を演じるのんさんらが登壇することも決定。なお、YouTubeにて予告映像も公開となった。

『この世界の片隅に』とは?

こうの史代さん原作の人気漫画をアニメ映画化した『この世界の片隅に』。監督を片渕須直さん、主演を女優ののんさんがつとめる。 1945(昭和20)年3月。広島県にある呉市は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、18歳のすずさんが大切にしていたものが失われていく。『この世界の片隅に』では、それでも続いていく毎日を豊かに描いている。

2016年に公開されると、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめ、世界各国でも高い評価を受けた作品だ。

そして、今回、定額配信サービス「Netflix」での配信が決定。前述した国のほか、インドやロシア、ポーランドなど25カ国以上の世界中の人に届けられる。

配信に当たって、のんさんと片渕須直さんよりコメントがよせられている。

この作品は、たんぽぽの綿毛のようです。
新しい風に乗って新しい土地へ、新しい出会いのために広がっていけるといいなと期待します。 片渕須直さんコメント

私はすずさん役として映画に参加させていただきましたが、本当に思い入れの強い作品になりました。『この世界の片隅に』は2016年の映画なのですが、今年に入って新たに上映館が決まったりと長く愛される作品になりました。
そして、『この世界の片隅に』に関わった、私含め全てのスタッフキャストの皆様、映画を愛してくださる全ての人達の思いによって再びこの作品が注目される、という事に心から喜びを感じます。
『この世界の片隅に』は、戦時下にある広島・呉が舞台ではありますが、ひと口に戦争の映画という訳ではありません。すずさん達が、日々やりくりしていく毎日を過ごしていく、何があっても毎日はやってくる、という事の温かさや、日常の中にある大切な幸せに気付く不思議な映画だと思います。それは沢山の人達に通じるメッセージがあると信じているので、この世界のどこかにいる方達に届けられるのはとても嬉しいです。
AnimeJapan2018 に参加できることはとても嬉しいです。
まだまだ、この映画に触れた事のない方もいらっしゃると思いますので、色んなたくさんの方々に、『この世界の片隅に』を観ていただくきっかけになればいいなと思います。 のんさんコメント

「AnimeJapan 2018」にのんさん登壇

のんさんの登壇が決まった「AnimeJapan 2018」は、3月22日(木)から25日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される。

のんさんが出演するのは、24日(土)の13:25から14:00まで開催のステージだ。

なお、「AnimeJapan 2018」では、3月配信のNetflixオリジナルアニメ3作品のPVの上映や最新情報の公開、人気声優の平田広明さんや梶裕貴さんらによるトークセッションなどの企画も実施されるという。

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イベント情報

AnimeJapan2018 ステージ

開催日時
2018年3月24日(土)13:25~14:00(※着席チケット制)
会場
東京ビッグサイト(〒135-0063 東京都江東区有明3-10-1 東展示棟 東1-8 ホール)
AJ オープンステージ【RED STAGE】
出演者
平田広明、梶裕貴、白石晴香、小林裕介、上村祐翔、のん

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