デジタルものづくりカフェ「FabCafe」台湾にオープン! 世界中でプロジェクト進行中

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デジタルものづくりカフェ「FabCafe」台湾にオープン! 世界中でプロジェクト進行中
デジタルものづくりカフェ「FabCafe」台湾にオープン! 世界中でプロジェクト進行中
本日5月10日、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」の台湾店が、台北市の「Huashan 1914 Creative Park(華山1914創意園区)」にポップアップ(臨時出店)形式でオープン。

2012年3月、東京・渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェ「FabCafe」は、ポートフォリオサイトなどを運営する株式会社ロフトワークと、クリエイティブディレクター・福田敏也さんによる共同出資で運営されている。世界で初めてレーザーカッターや3Dプリンターという新しいデバイスをカフェに設置、多くのクリエイターが集い、その想像力の化学反応によって新しい作品が次々と生まれる空間として、世界中から注目を集めている。開店後1年間の来店者数は約3万人、レーザーカッターを使って生まれた作品は約2,500点。

その特徴として、ライセンスに同意しいくつかの条件を満たした上で、ものづくりの精神を共有することができれば、希望者は自分の街に「FabCafe」を立ち上げることができる点だ。ライセンスフィーやフランチャイズフィー等は一切不要、完全に無料という〝シェア〟精神を体現しているユニークな場所となっている。

今回ポップアップ店としてオープンする「FabCafe」台湾店は、9月からの正式営業開始に向け、現地のプロジェクトメンバーやクリエイターを中心に、パワフルなクリエイティブ・ハブをつくるための実験を行う。

「FabCafe」は、特に「South by Southwest」(SXSW 2013)への出展以降、世界中からオファーを受け、2013年末にはスペイン・バルセロナに、2014年春には千葉県柏の葉に開店を目指して準備を進めているほか、ブラジルやカナダでもプロジェクトが動きはじめているとのこと。

世界的に3Dプリンターなどの注目度が上がっていることを背景に、個人による自由なものづくりの可能性を広げるための実験工房として、「FabLab」や「FabCafe」の数も増え、新たなものづくりの環境設計について議論する機会が増えている。


FabCafe Taipei(ファブカフェ・タイペイ)
http://taipei.fabcafe.com/
ポップアップ・オープン日:2013年5月10日
正式オープン時期:2013年9月(予定)
住所:Fabcafe at libLAB, Huashan 1914 Creative Park, M3 No. 1, Section 1, Ba-De Road,Taipei, Taiwan 100
電話番号:+886 922 378 735
設置マシン:レーザーカッター、3Dプリンターほか
運営母体:FabCafe Taipei Inc. *株式会社ロフトワークが一部出資
*開店時間、サービス価格など未定。
ポップアップ期間中に実験を重ねながら決定していきますので、確定次第、随時お知らせいたします。


株式会社ロフトワーク
http://www.loftwork.jp/ja-JP.aspx

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