ゴジラを博多人形で表現したアート『追憶の呉爾羅』発売 全身に歴代怪獣14体

ゴジラを博多人形で表現したアート『追憶の呉爾羅』発売 全身に歴代怪獣14体
ゴジラを博多人形で表現したアート『追憶の呉爾羅』発売 全身に歴代怪獣14体

人形師・中村弘峰さんによる『追憶の呉爾羅』

2024年11月3日に70周年を迎える映画「ゴジラ」シリーズを記念して、人形師・中村弘峰さんがゴジラを博多人形で表現したアート作品『追憶の呉爾羅』が抽選販売される。

販売数は限定10体。2023年11月6日(月)から福岡県にある中村人形のギャラリー・傀藝堂(かいげいどう)で展示。同年11月24日(金)から、特設サイトで販売申込の受付がスタートする。

なお、10体のうち1体は、アメリカ・ニューヨークでの展示会で販売されるため、特設サイトでは9体の販売となる。価格は385万円(税込・配送料別途)。

生誕70周年を迎える「ゴジラ」

映画「ゴジラ」シリーズは、1954年11月3日に第1作目となる『ゴジラ』が公開。2024年に70周年を迎える。

2023年11月3日の“ゴジラの日”には、シリーズ最新作『ゴジラ-1.0(ゴジラ マイナスワン)』が公開。
映画『ゴジラ-1.0』予告
シン・ゴジラ』から約7年ぶりとなる令和初の映画「ゴジラ」作品として注目を集めている。

同日からは、ゴジラ生誕を祝う毎年恒例のイベント「ゴジラ・フェス」が、東京・日比谷のミッドタウン日比谷で開催される。
「ゴジラ・フェス 2023」特報

ゴジラを博多人形で表現した『追憶の呉爾羅』

今回、「ゴジラ」70年周年記念として発表されたのが、博多人形『追憶の呉爾羅』だ。

制作者である中村弘峰さんは1917年から続く博多人形師の4代目。江戸期の人形技法を応用した伝統的な作品から現代美術まで様々な作品を発表している。

『追憶の呉爾羅』は横幅60cm×奥行60cm×高さ55cm。重厚感のあるサイズで、1954年公開の初代『ゴジラ』のフォルムを再現。

博多人形『追憶の呉爾羅』

彩色に中村弘峰さんの解釈を取り入れ、青い海を想起させる彩色をベースに、博多人形の彩色技法を用いた朱や金などをあしらった。

中村弘峰さんが自身の作品シリーズとして制作している「グリーンアイズ」同様、「自然が人間を見ている」というメッセージを込め、瞳は緑色に着色。

全身には、キングギドラ、モスラ、ガイガンなど14体の歴代怪獣が描かれている。

【『追憶の呉爾羅』に描かれた14体の歴代怪獣】
キングギドラ/モスラ(成虫)/モスラ(幼虫)/アンギラス/ラドン/ガイガン/ミニラメカゴジラ/ジェットジャガー/キングシーサー/エビラ/ヘドラ/ガバラ/メガロ

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