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POPなポイントを3行で

  • KAI-YOU代表がKAI-YOU.netの5年間の足跡を振り返り
  • メディア運営の流れやコンセプトも改めて書いてる
  • 記事の後半では重大な発表も(こっちがメイン!)

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KAI-YOU.netがリリースから5周年なので、これまでの振り返りと今後について書いた
いつもKAI-YOU.netを見てくれてありがとうございます。株式会社カイユウのCEOをしている米村(ちゃんよね)と申します。

本日2018年3月15日、ポップポータルメディア・KAI-YOU.netが運営開始してから5周年を迎えることができました(記念すべきリリース日である3月15日を我々は「サイコーの日」と呼んでいます)。

これもひとえに、普段からKAI-YOU.netをチェックしてくれているユーザーの皆様、KAI-YOU.netのコンテンツ制作に協力してくれている多数のかっこいいライターや編集者やフォトグラファーの皆様、KAI-YOU.netというメディアに登場してくださったアーティストやクリエイターの皆様、広告を出稿してくださる理解あるクライアントの皆様のおかげだと思っています。

5年という歳月におけるメディアの変化

5年という月日は思ったより長く、「ポップを探求する」「あらゆるジャンルを越境する」というコンセプトだけはブレずにやっているものの、コンテンツ面でも見た目でも運営面でもKAI-YOU.netはかなり変化してきたと思います。

今回はこれを期に改めて、KAI-YOU.netというメディアがどのように変化・成長してきたかを振り返りつつ、得た経験や知見を共有してみたいと思います。

記事の最後にはプレミアムな発表があります。むしろそっちを観て欲しいので、KAI-YOU.netの歴史にあんまり興味ない人は後半まで飛ばしちゃって大丈夫です。

2013年 手探り感のあるインディーズっぽいメディアでした

KAI-YOU.netをリリースして1年は試行錯誤の連続──というか、いまも試行錯誤の連続ではありますが、そもそも当時のカイユウという会社は自社サービスの開発や運営の経験なんてほとんどなく、主に他社からの依頼で雑誌の編集協力を行ったり、広告の企画を考えたり、アニメや企業などのWebサイトの開発やデザインなどの業務がメインの事業でした。

もともとカイユウは紙の雑誌を発行していた組織が母体となって2011年に創業した会社のため、Webやインターネットでのコンテンツ制作のノウハウを持つ編集者やライターが少なく、SEOのテクニックやSNS運営の基礎、そもそもWebメディアと呼ばれるサイトがどのように成り立っているのかもあんま分かってなかったです。
kai-you

リリース当初のKAI-YOU.net

試行錯誤というか完全に手探りな状態で、記事コンテンツもトンマナを形成することにまず注力していきました。

ちなみに、KAI-YOU.netで最初に出た記事はTOKYO OTAKU MODE代表の亀井さんのインタビューでした。当時からオタク産業を軸にした数少ないスタートアップとして、ビジネスシーンからも注目されていました。 久しぶりに読んでみると、いまと全体の文体がだいぶ違いますし、もう使っていないデザインや機能が組み込まれていました……。

あと運営して1年も経たずになぜかタイアップの依頼も入りました。KAI-YOU.netの初年度は完全に赤字でしたが、会社としては2年経ってたので、いろんな繋がりができていたのは大きかったと思います。初期のKAI-YOU.netというメディアに賭けてくれた方々、ありがとう。 最初の記事広告、ほんまなつかしい……。

2014年 Webメディアがもてはやされた1年

世間で「ネイティブアド」や「記事広告」と呼ばれるWeb広告の手法が大きく取り沙汰されるようになったのが、ようやくこの年だったと思います。

1年目の手探り感を乗り越えつつ、そういったWebメディア全体を後押しするような時流もあって少しずつ軌道に乗せることができるようになりました。

また、この年にはYouTubeのチャンネルを開設し、そちらでオリジナルの動画コンテンツをアップしはじめたのもこの年でした。最初の動画はこちら……。
内輪ノリが激しいコンテンツになっていて後悔していますが、個人的にはいま見ると笑えます。

現在のKAI-YOU VideosはYouTubeでのコンテンツの相性もあって「ストリートっぽい」動画をメインにアップする方針になっています。

いまでこそストリートカルチャーもかなり追っているKAI-YOU.netですが、リリース当初はあんまりヒップホップ系のネタを拾っていませんでした。とりあえず遠因となったのが「高校生RAP選手権」や「戦極MCバトル」の盛り上がりが、シーンの外へと認知されていったことです。同時に、ネットやファッションのシーンから、既存の日本語ラップとは違う文脈を持ったアーティストも多く登場していきました。 動画の話に戻りますが、弊社では編集部全体で動画の撮影や編集の技術を習得中です。今後さらに動画コンテンツの量も質も上げていけるかなーと思ってます。

2015年 オフィスを渋谷に移転して、いろいろ捗る

この年に会社としては2回目のオフィスの移転を行います。慣れ親しんだ池袋から渋谷・神泉へ。同時に、編集部の人員もかなり増強され、一気に社員を採用しすぎて経営が傾きかけました……(メンバーが5人とかだったのに10人を越えるようになった)。しかしその分、記事の本数やクオリティも上がっていったかなと思います。

渋谷にオフィスを移転したことで、ピョタクばっかりだったKAI-YOUに若干のおしゃれ感が加わったのと、連載「渋谷万歳」の取材がしやすくなったのがかなり大きかったです。

ハロウィンや年越しなど、若者たちが暴動のように盛り上がる渋谷という街が持つパワーは世界的に見ても稀有なもので、純粋にポップだと言って差し支えないかなと思っています。 いつも取材に快く協力してくださる渋谷のユースの皆様、ありがとうございます。
渋谷のユースたちと編集長と私

渋谷のユースたちと編集長と私

2016年 スマホをメインにするためリニューアル

Webの潮流というのは移り代わりの早いもので、特にスマートフォンシフトの流れはすさまじいものでした。当初はスマートフォン(SP)サイトとPCサイトを完全に分けて開発・運用していたのですが、時間的な開発コストがめちゃくちゃ膨れ上がるし管理も大変でした。なので、思い切ってサイトのリニューアルを行ったのがこの年です。

いわゆるレスポンシブWebデザインというものを取り入れて、PC版とSP版の齟齬を完全になくしました。また、通信環境も良くなったりユーザーの端末も(特にiPhoneやiPadが顕著ですが)大きくなっていき、より大きな写真や動画を記事の中や一覧ページに入れるようになっていきました。

また、ユーザーが記事を作成して編集依頼することができる機能(ユーザー投稿機能)や、好きな事柄を自分で編集・追記できるwiki機能(キーフレーズ)なども実装されました。ユーザーと編集部の間でコミュニケーションが発生したりしていて、結構面白いです(参考)。

リニューアル自体はかなり大変でしたし、前のデザインに慣れていたユーザーなどから少し意見などもいただきましたが、結果やって大成功だったかなと思います。

2017年 とにかくめっちゃ成長した!

かなり最近のことですが、逆に記憶が曖昧になっています。

メディアとしては急成長した1年で、年間で1億ページビューも閲覧してもらうことができました。これは2013年〜2016年の合計と同じなので、急成長度合いが分かってくれるかなと思います!

また、2016年にこっそりはじめたアパレルブランド「POPisHere」もサイト上で連携させたり、キャラクターのハッコウくんも度々登場するようになりました。 hack-all-kun 原宿のラフォーレでポップアップショップも展開させてもらい、Webメディアという枠を越えていろいろできたかなーという年でした。 709643f5b71002d1018a5b0ff930230d ふつう、メディアを運営していくと中の人の老化や興味の変化と共に、ユーザー層の年齢も上がっていくものなんですが、KAI-YOUは相変わらず20代>10代>30代>その他と若い子から愛されているのも嬉しいです。

あと、3回目となるオフィス移転も行いました。渋谷区ですが、千駄ヶ谷になりました。マジで周りに何もないので、仕事に集中しています。
KAI-YOU_千駄ヶ谷オフィス

KAI-YOU新オフィスの様子。同じビルにはpixivさんとかも入ってます。

2018年、KAI-YOU.netの展開について

メディア運営5年間の蓄積を得て、2018年のKAI-YOU.netでは新しいメディアをリリースします。それが5月にローンチ予定の「KAI-YOU Premium」です。
kai-you_premium_logo

KAI-YOU Premiumは5月にリリースする!
KAI-YOU Premiumでは、これまで無料配信していた記事とは一線を画す、さらに深度のある記事や動画コンテンツを配信予定です。

有料会員限定のサービスになりますが、これまでのコンテンツ編集の経験を活かしながら、ここでしか読めない、体験することのできない情報を展開していきます。

インターネットの本質は、場所や法や経済を飛び越えて情報が自由になることだと信じていましたが、さらに時代は進みネットで物や情報を買うという行為が当たり前になりました。

有料版メディアでは、取材対象者やライターやフォトグラファーといった人々にいま以上に還元できるようなモデルを実現したいと思っています。

同時にカルチャー系メディアの問題として度々話題となる、広告を軸としたBtoBモデルから、BtoCに挑戦することによって、コンテンツの信頼性や純粋性もより増す(なんか面白くなるってこと)と考えています。ご期待ください。

ポップとは何か?

冒頭でも触れたように、5年という月日は長く、正直最初の1年だけでも「KAI-YOU.net……潰したほうがいいかも^^;」と思う瞬間は結構ありましたが、優秀なスタッフや愛のあるユーザーの皆様のおかげでいまなお健在であります。

あらゆる物事が細分化し、小さく閉じた社会やコミュニティが乱立する中、ノンジャンルであること、ポップな事象を取り上げていくということの困難はありますが、わりと上手くやってこれてんな〜〜と今、思いました。

この5年間、KAI-YOUというメディアを追ってくれている人であれば、もしかしたら理解してくれているかもしれませんが、僕らが提案するポップというのは、「大衆にウケるもの」とか「人気があって数字が取れるもの」とかそういう単純なことではありません。

「過去にどんな歴史があって、今がどんな社会で、どんな人々がどう生きているか」──それを俯瞰的に見た時、どのような作品や出来事が同時代的でエポックメイキングなのか、瞬間的な輝きを放つのか、つまり「ポップ」であるのか。

内輪の小さなノリや、分かる人にだけ分かればいいという態度とは違ったもの。全人類が知るべきで、全人類に伝わり得る力を持っているもの、そういう「外に届ける」という意志でつくられたものとはなんなのか。そういう観点から僕らはニュースやコンテンツをつくったり、そういう人たちのことを記事として取り上げたいと思っています。

なかなか分かりづらいし、「あらゆるジャンルを越境する」というその節操のなさを体現するコンセプトに後ろ指をさされることもあるかもしれませんが、今後も精一杯、ポップを探求するメディアとしてヤッていきますので、どうぞ応援よろしくお願いします。

追記:KAI-YOU.net 5周年記念 大ポップ花見大会やります

そして、これまでの感謝の気持ちを直接伝えたいので、花見イベント「大ポップ花見大会」を開催いたします。

この世に数多に散らばるすべての花見カルチャーを集約させ、島宇宙的に分断され、蛸壺化が進むあらゆるコミュニティを越境/横断する宴、それが大ポップ花見大会です。

詳細はFacebookページにて告知をいたします。
友人、知人、恋人、他人をお誘いの上、是非お越しください。

▼KAI-YOU Facebook
https://www.facebook.com/kaiyoufb/

▼イベント概要
場所:代々木公園内(当日朝の場所取り後詳細発表)
日程:3月31日(土)
開宴:12:30
終宴:17:00(日暮れ次第終了)

そんな感じで、みなさま今後ともKAI-YOU.netをよろしくお願いします\\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////

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