──そんな夢を見てしまう人、増えてきてませんか?
話題のバーチャルYouTuber・げんげんこと源元気。筋肉野郎系YouTuberとしてデビューしたかと思えば、動画ごとに世界観の設定が変わることが判明し、「世界線リセマラ」「世界観ガチャ」という言葉も生まれています。
次々と変化する本家に触発され、早くも二次創作が活性化。Twitterでは「げんげんです」から始まる、げんげんの新たな世界線が増殖を続けています。
高校生から魔王へ、果ては肉体を放棄するげんげん
汗ばんだ肉体に関西弁という圧倒的なインパクトでバーチャルYouTuberとしてデビューしたげんげん。 1本目の動画では、野球部に所属する筋トレが趣味の学生でしたが、その後は動画ごとに設定を大きく変えていきます。2本目では共産圏が中心となる世界で2018年の抱負と語り、3本目ではスキー旅行に来たペンションで殺人事件に遭遇(いわゆるクローズドサークルものですね)。4本目では魔王ゲーニッツ=ゲンガッシュバルト29世となり、人類へ降伏勧告を宣言しました。
作者であるコウノスケ(@kounosuke0808)さんは、以前から「げんげんを3Dモデルでつくりたい」と発言していたこともあり、自身初の3Dモデル作成をげんげんに捧げたようです。げんげんは近々3Dモデルで作りたい。これまで3Dモデル作成は興味あったんだけど、実行に移すタイミングが無かったんだよなあ。live2dもそうだった。げんげんには僕のいろんな処女を捧げたい。
— コウノスケ (@kounosuke0808) 2018年1月11日
「げんげんです」から始まる世界線が無限増殖?
1月の活動開始から徐々に注目を集め、現在チャンネル登録者数2万人を超えるげんげん(2018年1月26日時点)。特徴的な設定の変化は話題を呼ぶだけでなく、二次創作として、Twitterを中心に「げんげんです」から始まる新たな世界線が生み出されています。
魔法少女になったり、ガンダムと戦うことになったり、SF作家としてデビューしたりと、めくるめくげんげんの世界線。
「げんげんです。今日はなんと核ミサイルが近くに落ちてきよったんやけど、vault-tecっていうとこの人がシェルターに案内してくれて今日からここに住むことになりました。家が無くなったんは悲しいけど、ここもめっちゃきれいでええとこそうやし新生活頑張るわ!じゃ、そろそろ録画切るで。またなぁ」 pic.twitter.com/W1TkXMiZJq
— 石油 (@sekiyuCeltic) 2018年1月20日
「げんげんです。今、よく分からん部屋にいます。車に轢かれた気がするんやけど、気がついたらここにおったんや。このスーツかっこえぇやろ?そこの黒い玉に入ってたんや。あ、なんか玉が喋り出したわ、そろそろ切るで。またなぁ」 pic.twitter.com/3B5xKeaWl5
— sugar.@メロブで委託 (@001_sugar) 2018年1月22日
アークスのみんなこんにちは!げんげんです。実は俺な、守護輝士として異世界オメガで戦うことになってしもてん。気がついたら中世みたいな惑星におってな。ホンマびっくりしたわ。正直怖いけど、オラクルの平和のために戦うで。おっと、今から緊急クエストや。トカゲ退治頑張るで!またなあ! pic.twitter.com/ln2ea4aPYi
— みずち (@RRmizuchi) 2018年1月23日
「げんげんです。実は俺な、魔法少女として化け物と戦うことになってしもてん。ある日喋る白い猫みたいなやつが現れてな。ホンマびっくりしたわ。だけど、魔法少女の先輩は強くて優しいし、転校生の友達もできて、それなりに楽しくやってるで。おっと、今から化け物退治や。頑張るで!またなあ!」 pic.twitter.com/L5XAbcvVFm
— zwei (@zwei222222) 2018年1月22日
「げんげんです。あれから少し考えて、自分、モンスターを全て殺す事に決めたんや。最初の方は少し躊躇いもあったんやけど、段々と慣れてきてしもうたわ。やっぱ何かを為すの“ケツイ”ってのは大切なんやなぁ。なんか回廊の奥の方にまだスケルトンが残っとるから殺ってくるわ。ほななぁ。」 pic.twitter.com/B1IamiEXHR
— やのかーけイル (@yanotale) 2018年1月24日
「げんげんです。今はサイド6にいます。うまく言えへんねんけど俺な、ガンダムと戦ってみたくなったねん。俺が兵士だからなんかなあ、よくわからんわ。戦争が終わったらまたこのコロニーに戻ってくるわ!そろそろ録画切るで。またなぁ!」 pic.twitter.com/LjKMGbpC19
— 蜻蛉(かげろう) (@syoukokawaiibot) 2018年1月24日
今日は、Twiiterでトレンド入りも果たしていたげんげん。気になる人は、Twitterで「げんげんです」で検索してみてください(外部リンク)。その先には、あなたが出会ったことのないげんげんが待っているはずです。こんにちは!げんげんです。実は俺な、SF作家としてデビューすることになったんねん。それでこないだ『最後にして最初のアイドル』という本だしたさかい。読んでくれな~親からは三十までに年収百万にしろっていわれとるから頑張っとるんや。おっと、編集から電話きよったから録画切るでーまたなー pic.twitter.com/2lo3ePoifC
— 草野原々@星雲賞日本短編部門受賞! (@The_Gen_Gen) 2018年1月24日
バーチャルYouTuberを未体験ならこちらも
この記事どう思う?
関連リンク
連載
2017年末から爆発的な人気と勢いで熱い視線を受けるバーチャルYouTuber。 VR技術を駆使した新たな文化の潮流は、コンテンツを制作するクリエイターと享受する視聴者に革命をもたらしている。 はたしてこれは一過性のブームなのか? ブームの源泉から最前線で活躍するVTuberにスポットを当て、どこよりも早く、深く紐解いてく。
0件のコメント