「アクセス・フラッシュ!」(変身するときの台詞)の掛け声が、いま再び甦る。
電脳世界で戦うハイパーエージェント
1993年に放送された『電光超人グリッドマン』は、当時としては珍しいコンピューターワールドでの戦いを描いた特撮ドラマ。 主人公である直人、一平、ゆかの3人が、自作のコンピューターを介してハイパーエージェント・グリッドマンと出会い、地球征服を企む魔王・カーンデジファーと戦いを繰り広げる。グリッドマンの声は、声優の緑川光さんが担当した。 『ウルトラマン』で知られる円谷プロが、創立30周年記念作品として、世界観や特撮・特殊効果、ビデオ合成、CGなど、当時の最新映像技術を投入。合体・変形ロボットの要素も取り入れらた意欲作だ。かつて先取った時代が追いつきつつある
現代のように、インターネットが十分に普及していなかった時代にも関わらず、通信技術やコンピューターウイルスといったモチーフを採用。 その先見性の高さが評価される一方で、ネット上では「時代の先を行き過ぎた」「早すぎた名作」と愛着をもって揶揄されることもしばしば。根強い人気を誇る同作は2015年、スタジオカラーとドワンゴが企画した「日本アニメ(ーター)見本市」で発表された短編アニメが話題になった。
さらに今年7月には、アニメスタジオ・TRIGGERによって新作アニメの制作が発表され、再び盛り上がり始めている。LAで開催中、AnimeEXPO2017 TRIGGERパネルで新作①「TRIGGER×A-1 Pictures新企画」②雨宮哲監督「グリッドマン」③今石洋之×中島かずきさん新作「PROMARE」3本同時に発表しました!ご期待下さい! #AnimeExpo #TRIGGER pic.twitter.com/KEmQ5bozjc
— TRIGGER Inc. (@trigger_inc) 2017年7月3日
ようやく時代が追いついてきた中で決定したBlu-ray化。特典映像や封入特典も予定されているようなので、発売を楽しみに待ちたい。
(C)円谷プロ
次々と発表される新作を待ち焦がれる
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商品情報
電光超人グリッドマン Blu-ray BOX
- 品番
- PCXP.60072
- 発売日
- 2017年12月20日
- 価格
- 32,900円(本体)+税
- 本編枚数
- 7枚組
- 収録分数
- 946分(予定)
【特典映像・封入特典】
あり(内容未定)
【出演】
翔 直人:小尾昌也
井上ゆか:服部ジュン
馬場一平:須藤丈士
藤堂武史:菅原 剛
【声の出演】
グリッドマン:緑川光
魔王カーンデジファー:佐藤正治
ジャンク:嶋方淳子
ナレーター:真地勇志
【ストーリー】
廃品を使って自分のパソコン<ジャンク>の立ち上げを試みる翔直人、井上ゆか、馬場一平の仲良し3人組と、同級生で孤独な秀才・藤堂武史。ある日、彼らが住む街・桜が丘の電話回線に、異次元宇宙から脱走してきた奇怪な力を持つ魔王カーンデジファーが侵入。武史の歪んだ性格に目をつけたカーンデジファーは、武史のパソコン内に居座り、武史を操ってコンピューター・ワールドを支配する事で現実世界を征服する作戦を始動させた。そんな中、直人たちの<ジャンク>に、カーンデジファーを追って異次元からやって来た実体を持たないエネルギー状の生命体・ハイパーエージェントが出現する。ハイパーエージェントは一平がCGで作ったヒーロー・グリッドマンの姿と名前をもらい、直人と合体。コンピューター世界でカーンデジファーの放つ怪獣達との戦いに挑む。円谷プロ創立30周年記念作品、初のBlu-ray化!
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