同賞の特徴は、必ずしも作品そのものに与えられる賞ではなく、作品の推薦文・討論でのプレゼンテーションを含めて、その年、一番大学生に読んでほしい本を選ぶという点だ。
最終候補の6作品は以下の通り。神林長平『いま集合的無意識を、』(ハヤカワ文庫JA)・高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』(新潮社)・伊藤計劃,円城塔『屍者の帝国』(河出書房新社)・貴志祐介『ダークゾーン』(祥伝社 ノン・ノベル)・皆川博子『倒立する塔の殺人』(PHP文芸文庫)・野尻抱介『南極点のピアピア動画』(ハヤカワ文庫JA)。4月21日に行われる公開討論によって、2013年の「大学読書人大賞」が決定となる。
大学読書人大賞
http://www.jpic.or.jp/dokushojin/
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