巨大マッコウクジラにのみ込まれた青年の脱出劇を描く映画『クジラに落ちた男』が、10月に全国の劇場で公開決定。今回、特報映像とティザーポスターが解禁された。
原作は、ピューリッツァー賞(卓越した報道/文学/作曲などが対象)を受賞した作家であるダニエル・クラウスさんによるベストセラー小説『Whalefall』。
同作は全米図書館協会(ALA)のAlex Awardsを受賞したほか、『ニューヨーク・タイムズ』の年間ベストブックにも選出されている。
巨大マッコウクジラの体内から脱出を目指すサバイバルスリラー
物語の主人公は17歳の青年・ジェイ。
一人で海に潜った先で巨大なマッコウクジラにのみ込まれてしまったジェイは、ダイビングの師でもあった父・ミットから授かった知識を頼りに、クジラの体内からの脱出を試みる。極限状態のなかで父との記憶をたどりながら、自分自身とも向き合っていく。
今回公開された特報映像では、父親ミットの「どんな危機でも、必ず乗り越えられる」という言葉を胸に海へ潜るジェイの姿が描かれる。しかしその先には巨大なマッコウクジラが待ち受けていた。
ダイオウイカを捕食しようとするクジラから逃れようとするものの、イカの足に絡め取られたジェイは、そのままクジラに丸呑みにされてしまう。
ティザーポスターも、ジェイがダイオウイカとともにクジラへ飲み込まれようとする絶望的な瞬間が切り取られている。
原作は『シェイプ・オブ・ウォーター』にも関わったダニエル・クラウス
原作を手がけたダニエル・クラウスさんは、小説『Angel Down』で2026年のピューリッツァー賞フィクション部門を受賞した作家。
映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のノベライズをギレルモ・デル・トロ監督と共著したほか、ジョージ・A・ロメロ監督の未完原稿を完成させた小説『The Living Dead』でも知られている。
原作小説『Whalefall(English Edition)』書影/画像はAmazonより
原作小説『Whalefall』は、酸素残量わずかな状況でクジラの体内からの生還を目指すスリラーでありながら、父子の関係や喪失、自己との対話を描いた作品としても高く評価されている。
日本では、同じく『クジラに落ちた男』の邦題で東京創元社より2026年9月に刊行。翻訳は『世界の終わりの天文台』などで知られる佐田千織さんが担当する。
オースティン・エイブラムス、ジョシュ・ブローリンら出演
主人公のジェイを演じるのは、『ウォーキング・デッド』やドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で知られるオースティン・エイブラムスさん。映画『WEAPONS/ウェポンズ』や、公開を控える新作『バイオハザード』への出演でも注目を集めている。
共演には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のサノス役でも知られるジョシュ・ブローリンさん、『ベスト・キッド』などで知られるエリザベス・シューさんが名を連ねる。
監督は『ジェーン』の脚本や『コカイン・ベア』の製作で知られるブライアン・ダッフィールドさん。脚本はブライアン・ダッフィールドさんとダニエル・クラウスさんが担当する。
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