TVアニメ『けものフレンズ』を手がけたたつき監督が、『けものフレンズ2』のオーディション台本“無断転載”問題に対して、自身のTwitterで苦言を呈した。
「台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…」とオーディション運営会社の対応を批判。
続けて「同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの」と、自身が担当した『けものフレンズ』の脚本の費用と印税がいまだ支払われていない現状を告白。
これまで言及してこなかった背景として「しんどいので忘れるようにしてた」と説明しつつ、「やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…」とつづっている。TVアニメ『けものフレンズ2』PV 第一弾
同日には、その新ユニット募集を目的としたオーディションで使用した台本に対して「無断で使用された」と転載元のブログの管理人からTwitterで訴えられていた。
翌3日の深夜には、「オーディション原稿の内容が不適切なものであったため、現在確認をしております」という説明とともにオーディションサイトから台本が削除。
4日に運営するAge Global Networks株式会社が、無断での使用の事実を認め謝罪を発表していた。 使用の理由として「弊社の不注意で著作権者様への確認不足」と説明。「このような事態に至ってしまいましたことを深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます」とコメント。
謝罪文と合わせて改めて募集を再開した。応募方法の掲載とともに、修正されたオーディション用の台本や参加用紙が用意されていた。
なお、たつき監督の発言に続いて、『けものフレンズ』の制作会社・ヤオヨロズ設立の中心メンバーの1人・石ダテコー太郎さん(現バウンスィ所属)もツイートを更新。
「一般的な脚本周りの報酬について皆さんにご共有」と、パッケージや再放送などケースに応じた脚本家への報酬について説明している。
「台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…」とオーディション運営会社の対応を批判。
続けて「同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの」と、自身が担当した『けものフレンズ』の脚本の費用と印税がいまだ支払われていない現状を告白。
これまで言及してこなかった背景として「しんどいので忘れるようにしてた」と説明しつつ、「やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…」とつづっている。
台本無断使用のお話教えてもらいましたが、台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…うーん…
— たつき/irodori (@irodori7) 2018年9月14日
同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの。しんどいので忘れるようにしてたんですが、やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…
『けもフレ2』オーディション台本問題の経緯
9月2日に東京・品川インターシティホールで開催された「けものフレンズLIVE」の終演後、制作がサプライズ発表された『けものフレンズ2』。4日に運営するAge Global Networks株式会社が、無断での使用の事実を認め謝罪を発表していた。 使用の理由として「弊社の不注意で著作権者様への確認不足」と説明。「このような事態に至ってしまいましたことを深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます」とコメント。
謝罪文と合わせて改めて募集を再開した。応募方法の掲載とともに、修正されたオーディション用の台本や参加用紙が用意されていた。
なお、たつき監督の発言に続いて、『けものフレンズ』の制作会社・ヤオヨロズ設立の中心メンバーの1人・石ダテコー太郎さん(現バウンスィ所属)もツイートを更新。
「一般的な脚本周りの報酬について皆さんにご共有」と、パッケージや再放送などケースに応じた脚本家への報酬について説明している。
一般的な脚本周りの報酬について皆さんにご共有。脚本費はアニメ制作会社からその話数にクレジットされた脚本家に支払われます。印税はパッケージならパッケージメーカーが、番販や再放送などの二次使用ならその各窓口会社が、これもクレジットされた脚本家に支払います。
— 石ダテコー太郎の裏垢 (@ishidate_uraaka) 2018年9月14日
『けものフレンズ』をめぐる動き
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