青山ブックセンターのオフィシャルサイトで発表され、現在アクセスが殺到してか、同サイトは閲覧できない状態が続いている。
目利き揃う本屋・青山ブックセンター
青山ブックセンターは「ABC」の愛称で呼ばれ、どの本をいつどれくらい仕入れるかの裁量を任されてきた“目利き”と呼ばれる書店員が多く働く書店として、長く愛されてきた。1980年に1号店として六本木店がオープン。その後、店舗の増減を経て、現在では東京・表参道にある本店と、改装を経た六本木店の2店舗が展開されている。
6月で六本木店が38年の歴史に幕をおろし、これで本店のみの営業となる。
なお、ABCは過去に二度の破産手続きが申請され、その度に事業譲渡を経て現在まで継続されてきた。お客様各位
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、38年に渡りお引き立ていただきました青山ブックセンター六本木店は、
6月25日(月)をもちまして六本木店としての営業を終了し、
表参道の青山ブックセンター本店に統合することとなりました。
皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。
なお、ポイントカード(HonyaClubメンバーズカード)は引き続き青山ブックセンター本店にてご利用いただけます。
書籍ご入用の際は、表参道の青山ブックセンター本店をご利用・ご用命賜りますよう
よろしくお願いいたします。
今後の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
青山ブックセンター六本木店スタッフ一同 「青山ブックセンター六本木店 閉店のお知らせ」より
一度目の破産手続きが申請された2004年当時、再建支援を訴える署名には1000人分余りが集まったと報道されている(外部リンク)。
【お知らせ】出版不況といわれていますが、12月、1月、2月、3月に続き、4月も前年比109%と、5ヶ月連続で前年の売上を超えることができました。いつもご来店、応援いただき、ありがとうございます。今後も読書自体を盛り上げ、みなさまと本との出会いの場となれるような本屋を作ってまいります。
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) 2018年5月2日
なくなる本屋、生まれる本屋
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