『3.3.7ビョーシ!!』や『モテキ』などで知られる漫画家・久保ミツロウさん初の原画展「久保ミツロウ展」が、7月1日(土)から17日(月・祝)まで、東京・秋葉原のアキバCOギャラリーで開催される。
会場ではデビュー当初の女性誌時代の作品から、少年誌に活動の舞台を移し、「久保ミツロウ」としてスタートを切った『3.3.7ビョーシ!!』以降の作品まで、生原稿やカラーイラストなどを年代順に展示。久保さん自身の年表とともに各作品を振り返る。
原案・脚本原案・キャラクター原案として参加した、TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』の等身大撮影スポットや、CDジャケット、アーティストとのコラボグッズなど、画業20年で手がけた様々なイラストも登場する。
“生原稿を見るタイミングとしては最後”とご本人が語る本展。今回は前日に行われた内覧会の模様をレポートする。
冠番組である「久保みねヒャダ こじらせナイト」のキャラクター・はっちゃんの人形や、出演した「笑っていいとも!」のタモリさんのイラスト、岡村靖幸さんや小出祐介さんらアーティストとのコラボ企画などが展示され、画業にとどまらない久保さんのすべてを味わえる。 入口に展示された「ごあいさつ」の中で、「『アゲイン!!』の途中からデジタル作業の背景や仕上げが増えた」という久保さん。『ユーリ!!! on ICE』のときにはすべてデジタルで描いたため、キャラクター原案のメモ以外の原画が存在しない。
会場は、基本的に写真撮影OK。「生原稿を見てもらうには今が最後のタイミング」(久保さん)であるこのイベント、ぜひ会場に足を運んでほしい。
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(C)久保ミツロウ (C)久保ミツロウ・小森陽一 (C)久保ミツロウ/講談社 (C)せつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会 (C)フジテレビ「久保みねヒャダこじらせナイト」
会場ではデビュー当初の女性誌時代の作品から、少年誌に活動の舞台を移し、「久保ミツロウ」としてスタートを切った『3.3.7ビョーシ!!』以降の作品まで、生原稿やカラーイラストなどを年代順に展示。久保さん自身の年表とともに各作品を振り返る。
原案・脚本原案・キャラクター原案として参加した、TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』の等身大撮影スポットや、CDジャケット、アーティストとのコラボグッズなど、画業20年で手がけた様々なイラストも登場する。
“生原稿を見るタイミングとしては最後”とご本人が語る本展。今回は前日に行われた内覧会の模様をレポートする。
1993年の初投稿原稿から『モテキ』『アゲイン!!』まで
エントランスに登場するのは、画業の始まりとも言うべき『なかよし』への初投稿原稿と、少女向けコミック誌『mimi』に掲載されたデビュー作『しあわせ5はん』の原画。その下に書かれたパーソナルな年表は、久保さん直筆によるものだ。 続いて、少年誌デビュー作である『3.3.7ビョーシ!!』から、『トッキュー!!』『モテキ』『アゲイン!!』の原画やキャラクターイラストが並ぶ。海上保安庁を舞台にした『トッキュー』からは、資料として使われたヘルメットや、海上保安庁から贈られた盾なども展示されている。 ドラマ化・映画化とヒットした『モテキ』。展示されている連載開始時の原画を見た瞬間、当時の胸の高鳴りを思い出さずにはいられなかった。原画に添えられた印象的なせりふも、シーンの脳内再生に一役買っている。キャラクター7人が並ぶユーリの等身大パネルも
近年、漫画家としてだけでなく活躍の場が広がっている。中でも大ヒットしたTVアニメ『ユーリ!!! on ICE』では、原案と脚本原案、キャラクター原案を担当。各キャラクターの初期設定が記されたメモには、現在の呼び名が異なるキャラクターが存在しており、制作の裏側を垣間見ることができる。 また、左からピチット・チュラノン、クリストフ・ジャコメッティ、ヴィクトル・ニキフォロフ、勝生勇利、ユーリ・プリセツキー、オタベック・アルティン、JJことジャン・ジャック・ルロワと並んだ等身大パネルは、会場屈指のフォトスポットだ。 アニメ制作への参加に加え、漫画以外のイラスト制作やTV出演までもこなし、マルチな才能を発揮している久保さん。会場では、それらをアナザーワークスとして紹介。冠番組である「久保みねヒャダ こじらせナイト」のキャラクター・はっちゃんの人形や、出演した「笑っていいとも!」のタモリさんのイラスト、岡村靖幸さんや小出祐介さんらアーティストとのコラボ企画などが展示され、画業にとどまらない久保さんのすべてを味わえる。 入口に展示された「ごあいさつ」の中で、「『アゲイン!!』の途中からデジタル作業の背景や仕上げが増えた」という久保さん。『ユーリ!!! on ICE』のときにはすべてデジタルで描いたため、キャラクター原案のメモ以外の原画が存在しない。
会場は、基本的に写真撮影OK。「生原稿を見てもらうには今が最後のタイミング」(久保さん)であるこのイベント、ぜひ会場に足を運んでほしい。
「久保ミツロウ展」写真をもっと見る
(C)久保ミツロウ (C)久保ミツロウ・小森陽一 (C)久保ミツロウ/講談社 (C)せつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会 (C)フジテレビ「久保みねヒャダこじらせナイト」
魅力的な原画展の数々
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開催情報
久保ミツロウ展
- 会期
- 7月1日(土)〜 7月17日(月・祝)
- 会場
- アキバCOギャラリー
- 東京都千代田区外神田三丁目16番12号 アキバCOビル1F
- 時間
- 平日 15時00分〜20時00分(最終入場19時30分)
- 土日祝日 11時00分〜18時00分(最終入場17時00分)
- 7/1・7/2 10時00分〜17時00分 日付指定スペシャルチケット(最終入場16時30分)
- 入場料
- 7/1・7/2日付指定&キャンバスアート付スペシャルチケット 前売り3,000円 当日3,100円 ※数量限定
- 通常券(日付指定なし) 前売り800円 当日900円
- 数量限定グッズ付チケット(日付指定なし) 前売り2,600円 当日2,700円
- 巡回情報
- あべのハルカス近鉄本店 8月31日(木)〜 9月11日(月)
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