「コロコロコミック伝説カフェ」レジェンド作家9名現る! 32歳の筆者は涙

「コロコロコミック伝説カフェ」レジェンド作家9名現る! 32歳の筆者は涙
「コロコロコミック伝説カフェ」レジェンド作家9名現る! 32歳の筆者は涙
累計発行部数4億冊を超える『月刊コロコロコミック』(小学館)の創刊40周年を記念した「コロコロコミック伝説(レジェンド)カフェ」が、5月13日(土)から9月3日(日)まで、東京ソラマチ4F イーストヤード9番地にオープンする。

カフェでは、「肉なし?つるセコ 豆腐ハンバーグカレー」や「ピカチュウ、キミにきめた! モンスターボールに入ってよバーガー」、「ジバニャンのポークストニャガノフ」など、各作品とのコラボメニューを提供。

「コロコロ最高〜〜〜!!!」の掛け声とともに。後列左から、のむらしんぼさん、曽山一寿さん、森多ヒロさん、永井ゆうじさん、吉もと誠さん。前列左から、和田誠編集長、松本しげのぶさん、樫本学ヴさん、沢田ユキオさん、たかはしひでやすさん

プレオープンには、のむらしんぼさんや樫本学ヴさんら、人気作を手掛けてきたレジェンド作家が9人も登場。

時代に関わらず、読者なら誰もが心動かされる懐かしく豪華な空間、その全貌と作家陣による貴重なトークの内容をレポートする。

ハゲ丸からピカチュウ、ジバニャンまで

店内では、『つるピカハゲ丸』『100%パスカル先生』『ゲームセンターあらし』『ケシカスくん』。

さらには『ポケットモンスター』『妖怪ウォッチ』など、誰もが夢中になった歴代キャラクターのコラボメニューをラインナップ。

フードにドリンク、デザートまで揃う伝説(レジェンド)メニュー。ドリンクメニューを注文するとコースターがもらえる

期間は7月14日(金)までを前期、翌15日(土)から9月3日(日)までを後期とわける2期制。

その間、メニューは追加・更新予定。現読者である子供はもちろん、僕(注・筆者32歳)らも含め、かつての読者なら誰もが楽しめる内容だ。

だって、「弾平は? 四駆郎は? 爆走兄弟もないな??」って、まだ見ぬコラボメニューへの期待がぐんぐん膨らむのを隠さずにはいられないから。

40年の歴史を彩る豪華作家陣9人が集結

左から、森田ヒロさん、曽山一寿さん、樫本学ヴさん、のむらしんぼさん

当日は『コロコロ』と言えば! と言われればすぐに頭に思い浮かぶような豪華すぎる漫画家たちも「コロコロコミック伝説カフェ」に登場。

編集長の和田誠さんが「読者は毎年のように入れ替わるけど、みんな元気に読んでくれている。40周年という記念すべき年に、改めて子供たちにとっての大ヒットをつくりたい」とコメントすると、続いて、作家陣が登壇。

『なんと でんぢゃらす じーさん』の曽山一寿さん、『コロコロ創刊伝説』『つるピカハゲ丸』ののむらしんぼさん、『手剣拳トンマ』『コロッケ!』の樫本学ヴさん、『ベイブレード バースト』の森多ヒロさんの4名が続々登場。さらに、急遽5名の作家陣が現れるという嬉しいハプニングも。

ツーショットを撮るのむらさんと沢田さん(手前)。楽しそう

『スーパーマリオくん』の沢田ユキオさん、『怪盗ジョーカー』のたかはしひでやすさん、『100%パスカル先生』の永井ゆうじさん、『デュエル・マスターズ』の松本しげのぶさん、『ウソツキ!ゴクオーくん』の吉もと誠さんと、総勢10人の豪華な顔ぶれが並んだ。

のむらさんが「オススメのメニューは自分の作品のだけだね。ほかのは別に……(笑)」と冗談交じりに話すと、樫本さんも「僕の作品のメニューはまだなくて、これから増えていくと思います。特に『コロッケ!』という作品は、登場人物全員が食べ物の名前なので、すごくつくりやすいと思います!!」と必死にアピールしていた。 さらに、集結した歴代の漫画家たちによるライブドローイングも! 店の一角にある壁が、それぞれの直筆のキャラクターイラストで賑やかに彩られていった。

のむらさんは本当は『少年サンデー』に行きたかった!?

『月刊コロコロコミック』は、小学生を中心としたキッズのバイブルとして、いつの時代も僕らの──Play of Life──そう、遊びに寄り添い続けているコミック雑誌。

これまで一番ハマった遊びを問われ、「ミニ四駆ですね。実は僕も漫画(『ミニ四駆ドラゴン爆走大作戦』)を描いたことがあるんです」と樫本さん。

筆者としては『嵐のJボーイ ぶっとび闘人』や『やったね!ラモズくん』のイメージがあって、「サッカーかな?」と思っていたが、違ったみたいだ。

店員さんを呼ぶブザーもキャラクター仕様

森多ヒロさんは、「僕も読者だったときはミニ四駆でした。漫画を描くようになってからは、ベイブレードを研究するようになって、ハマっていきました」という。一方、曽山さんは『つるピカハゲ丸』や『学級王ヤマザキ』など、のむらさんと樫本さんの作品にハマっていた思い出を披露した。

「ヤマザキのおもちゃとか買ってましたからね! だから、こういう他の先生方が集まる場では、もう番組観覧のような気分なんですよ。のむら先生や樫本先生がタレントのような(笑)」 そんな中、のむらさんが出会った当時を振り返り、今だからこそ言えるエピソードを語った。

「最初に出会ったのは19〜20歳の頃。手塚治虫先生の弟子の方々が集まっていたプロダクションに行ったとき、ひゃくた保孝先生(現・やまだ三平)の『サムライくん』が掲載された雑誌を見かけて、どこの雑誌だと思ったら小学館。まさかそこでこんなに長くお世話になるとは。連載が決まった当時、心の中ではめちゃくちゃ上から目線で、(コロコロコミックを)バカにしとったんですわ……本当は『少年サンデー』に行きたかった……まぁいいです(笑)」

創刊号から最新号までの表紙が並ぶ様は壮観

カフェに併設された物販スペースでは、キャラクターのオリジナルグッズを販売。

またオープンに合わせて、スカイツリータウン内では7月14日までスタンプラリーを開催。4箇所のチェックポイントをまわって人気キャラクターを集めると、先着10000名限定で記念シールがもらえる。

パネルは全部で10枚。参考までに筆者はこのあたりの世代

期間中、東京ソラマチ 5Fの連絡ブリッジ通路では、『コロコロコミック』創刊号から最新469号までの表紙が展示されるほか、施設内にはフォトスポットも登場する。 さらに5月20日(土)には森多ヒロさん、5月21日(日)には『爆転シュートベイブレード』の青木たかおさんのサイン会も実施される。

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開催情報

コロコロコミック伝説(レジェンド)カフェ 〜40th ANNIVERSARY〜

期間
前期 5月13日(土)〜7月14日(金)
後期 7月15日(土)〜9月3日(日)
場所
東京ソラマチ4F イーストヤード9番地
東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン
時間
10時00分〜22時00分(ラストオーダー 21時00分)

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