概要
2011年1月から4月まで毎日放送 (MBS) ほかで深夜アニメとして放送された。全12話。略称はまどか、まどマギ。
2000年代後半より、数多くのテレビアニメシリーズを世に送り出してきた新房昭之監督・シャフト制作のタッグによる、オリジナルアニメ作品である。企画の発端には、過去に「ひだまりスケッチ」シリーズ、「化物語」で新房とアニメ制作を行った岩上敦宏が関わっており、プロデューサーとして参加している。
ニトロプラス所属の虚淵玄が脚本を、「ひだまりスケッチ」の原作を手掛ける漫画家の蒼樹うめがキャラクター原案をそれぞれ担当。虚淵が描く緻密で重厚な設定のストーリーに、蒼樹のかわいらしい絵柄のキャラクターが組み合わされており、こうした組み合わせは岩上の提案による。音楽は梶浦由記が担当した。主要登場人物たちの敵となる魔女のデザインや戦いの場となる異空間の描写には劇団イヌカレーが起用され、メルヘンホラーとも形容される独自の世界が描かれている。
放送期間中には東日本大震災の影響により最終回の放送が1か月延期されるといった出来事はあったものの、オリジナル作品ゆえに先の読めない視聴者の興味を引きつけるストーリーが注目を集め、結果的には近年最大の話題性と評されるまでに至り、日本市場におけるテレビアニメのBD売り上げでは本作の1-3巻が歴代3位までを占める記録を残している。様々な賞を受賞しており、
2011年には第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を、2012年には第11回東京アニメアワードテレビ部門優秀作品賞を受賞した。2013年には、グッズの売り上げ総額が約400億円に達し、国内外をつなぐ経済圏を作り上げつつあると日本経済新聞が報じている。
メディア展開
テレビアニメ本編の内容を元にした漫画、小説、ゲーム化のほか、世界設定を共有する外伝漫画作品の展開も行われた。
劇場映画化もされ、2012年には総集編となる「[前編] 始まりの物語」「[後編] 永遠の物語」、2013年には完全新作となる「[新編] 叛逆の物語」が公開され、[新編]の興行収入は深夜アニメの劇場版作品として、初の20億円の大台突破を記録している。このほか、本作をモチーフにしたカフェや、文化庁メディア芸術祭受賞に伴う展示なども行われた。
関連リンク
魔法少女まどか☆マギカに関する最新情報
似たようなキーフレーズ
赤城ウェンとは、バーチャルYouTuberグループ・にじさんじに所属するVTuber。2023年3月にデビューしたユニット・Oriens(オリエンス)のメンバー。ファンネームはぎゃうちゃんズ。誕生日は12月6日。...
DJ SODAは、韓国のDJ、インフルエンサー。本名はファン・ソヒ。1988年4月7日生まれ。DJ以外にもモデルとしても活動し、InstagramをはじめとするSNSでも世界的な人気を誇る。
すなずりかりんは、日本のTikToker、YouTuber、インフルエンサー。AbemaTVの恋愛リアリティーショー「花束とオオカミちゃんには騙されない」に出演。所属事務所はVAZ。
Misskeyとは、Webエンジニア・しゅいろさんらによって2014年より開発されている、TwitterのようなSNSサービスを実現するためのオープンソースのソフトウェア。ソフトがオープンソースで公開されており、知識さえあれば誰でもMisskeyのサーバーを立てることが...
「青のオーケストラ」とは、漫画家・阿久井真さんによる日本の漫画。2023年8月現在、漫画アプリ『マンガワン』とWeb漫画サイト『裏サンデー』(共に小学館)で連載中。
Peterparker69とは、ラッパー・Jeterさんとビートメイカー・Y ohtrixpointneverさんによる2人組音楽ユニット。
PAS TASTAとは、 hirihiri、Kabanagu、phritz、quoree、ウ山あまね、yuigotによる6人組JPOPプロジェクト。
同じカテゴリーのキーフレーズ