稲垣吾郎14年ぶりソロ曲リリース　川谷絵音が作曲した主演ドラマ主題歌

稲垣吾郎さんが、自身が主演するシチュエーションバラエティドラマ『東京BTH〜TOKYO BLOOD TYPE HOUSE〜』（トウキョウ ビー・ティー・エイチ）の主題歌として、12月21日（金）に「SUZUNARI」をデジタル配信する。

ソロシングル曲としてはおよそ14年ぶりとなる新曲は、ゲスの極み乙女。やジェニーハイなどで活躍するミュージシャン・川谷絵音さんが作詞・作曲を手がけたバラード。

ともに「新しい地図」として活動する草なぎ剛さんと香取慎吾さんは音楽ユニット・「SingTuyo」（しんつよ）を結成。今後は稲垣さん個人としての音楽活動にも注目が集まる。

ドラマ『東京BTH』は12月7日（金）からAmazon Prime Videoで全10話が一挙配信。主題歌のリリース決定に合わせて、番組本編へとつながる特別映像も公開されている。

稲垣吾郎と草なぎ剛の共演も見どころ『東京BTH』

『東京BTH』の「BTH」は「BLOOD TYPE HOUSE」の略。

稲垣吾郎さん演じるO型のIT社長・ゴロー、要潤さん演じるA型の整体師・ジュン、勝地涼さん演じるAB型の花屋・リョウがシェアハウスを舞台に、血液型をテーマにしたトークを繰り広げるシチュエーションバラエティドラマだ。

「SMAP×SMAP」「森田一義アワー 笑っていいとも!」などで知られる鈴木おさむさんが企画・脚本を担当。リラックスした空間で、それぞれの血液型における性格の違いや“あるある”なエピソードが展開されていく。 ドラマでは毎回4人目の入居希望者としてゲストが登場。第10話には草なぎ剛さんが出演するほか、壇蜜さん、みやぞんさん、森崎ウィンさん、水嶋ヒロさん、根本宗子さんら気になるメンバーが顔を揃える。

加えてプライベートトークをアドリブで展開するシーンがあり、出演者の素の状態を楽しむことができそうだ。

稲垣の14年前にリリースしたソロ曲といえば…おわかりですね？

稲垣吾郎さんのソロ曲としては「およそ14年ぶり」と聞いて、ピンときた人も多いかもしれない。

2004年に草なぎ剛さん主演ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』の主題歌としてリリースした「Wonderful Life」以来だ。

放送当初、アーティスト名は「&G」（アンジー）と記載され稲垣さんが担当しているとは明言されていなかった。しかし、草なぎさん主演のドラマ「僕」シリーズの前2作はSMAPが主題歌を担当していた。

またファンなら聴き馴染みのある声だったため、すぐに稲垣さんの歌唱に気づいた人も少なくないだろう（筆者もその1人だ）。

ちなみに稲垣さんの記念すべきソロ初シングルは1993年、自身の主演映画『プライベート・レッスン』の主題歌「If You Give Your Heart」だ。

稲垣も惚れ込む天才 川谷絵音が手がけた「SUZUNARI」

14年ぶりの新曲「SUZUNARI」は作詞・作曲を川谷絵音さんが手がけている。ゲスの極み乙女。はもちろん、最近では小籔千豊さんらとｔもにジェニーハイとしての活動も話題を呼んでいる。 川谷さんは楽曲提供にあたって、「この斬新なドラマに主題歌を提供できたのは誇りです」と語り、「それを主演の稲垣さんがソロで歌ってくれるというのも光栄で、音楽があればいつか必ずまた繋がれると確信できました」と共演を喜んだ。

一方の稲垣さんも、「僕をイメージしてつくってくださったこともあり自分の言葉のようにすんなり入ってきて自然と歌えました」とコメント。

さらに「どうして僕のことをこんなにわかってくれているの？と思うほどで“天才”を感じました」と、川谷さんの才能を絶賛した。

稲垣吾郎さんコメント
僕をイメージしてつくってくださったこともあり自分の言葉のようにすんなり入ってきて自然と歌えました。どうして僕のことをこんなにわかってくれているの？と思うほどで“天才”を感じました。
川谷さんならではの世界観と僕がもともと持っている雰囲気がすごくうまく混ざり合って新しいものが生まれたと思います。「SUZUNARI」というタイトルもとても気に入りました。川谷さんのおっしゃるとおり多くの方に響かせていきたいと思います。

川谷絵音さんコメント
この斬新なドラマに主題歌を提供できたのは誇りです。それを主演の稲垣さんがソロで歌ってくれるというのも光栄で、音楽があればいつか必ずまた繋がれると確信できました。ドラマの主題歌という枠を超えて「SUZUNARI」が特別な曲になることを願っています。

(C)2018東京BTH製作委員会
※記事初出時、稲垣吾郎さんのソロ初シングルに誤りがございました。正しくは1993年の自身の主演映画『プライベート・レッスン』の主題歌「If You Give Your Heart」が、ソロ初シングルとなります。本作によって、SMAPメンバーの中で最も早いソロデビューを果たしました。お詫びして訂正いたします